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抵抗の音(7)

これで、追加で試そうと思った抵抗の評価は終わりかな?

今回の被験者たちです。
Resister_403.jpg

左から順に、アムトランスAMRS、ビスパVKMF、リンクマンLMFQ、パナソニックERG3S。
全て1kΩ。


リンクマンは、前回はあまりグッときませんでしたが、
LMFQを聴いてようやく、世間での評判の高さが理解できました。



いつものシステム、いつもの方法での評価です。
エージング時間は50時間。


①アムトランスAMRS
アムトランスの抵抗は、前回、AMRG・AMRAを評価しましたね。
このAMRSはカーボン抵抗です。同じくカーボン抵抗である、AMRGの色付けを薄めたような音がします。

まず、ふわっとした空気感があります。これはアムトランスのカーボンに共通した音なんでしょうか?
質の良い曇り成分が空気感を演出しているように思います。
音は優しく柔らかいですが、AMRGほど柔らかくはなく、温もりもあまり感じません。
あと、音場が近いですが、これまたAMRGほどじゃないかな?


例えばシステムの音がキツく聴こえる場合、この抵抗を選択するのもアリですね。
さらに柔らかくしたければAMRGを使えば良いかと。

同じく柔らか系だとPCN巻線がありますが、こいつはそこまで色付けが強くないし、高すぎますね。。。
でも、ウェットで独特の美しさがあると思います。


②ビスパVKMF 1608
リンクマン抵抗を買うついでに取り寄せてみた、チップ薄膜抵抗です。

これは結構、特徴のある音かもしれません。
「アニメ調の音」「分かり易い音」とでも言えば良いでしょうか。

分解能はPRPぐらいかな?
しかし音が曇っている感じは全くしません。音が塊になって出てくる感じ。
繊細な表現は苦手ですが、塊で細部が塗りつぶされることによって、残った音が聞き取りやすくなる気がします。

カニの好みの音ではありませんが、この抵抗にハマる人もいるのでは?と思います。

③リンクマンLMFQ
リンクマンは、前回、LGFMSを評価しました。
LGMFSはややバランスの悪い音に感じましたが、こちらのLMFQはかなりレベルが高いです。
まず、前回と同じく明瞭感がありますが、それに加えて良い意味で「中庸」な表現をします。
帯域バランスがフラット~弱ピラミッドバランスで、わずかに明瞭感がある位で、あまり色付けを感じません。
LGMFSで気になったシルキーさも全く無し。
分解能はLGMFS以上で利久ROよりわずかに劣るレベルかな?
SMMとも比較してみましたが、LMFQから塊感を無くしてより分解能を上げると、SMMと同じ音になる、という感じ。
ということは、LMFQのモールドを剥がすと、塊感が薄れてSMM並に良い音がしそうです。

方向性はあまり強くないです。精度を表すカラーコードがオペアンプ出力側に来たほうが、明瞭度が上がるような気がしますが、プラシーボかも、というレベル。

というわけで、金皮属の中では利久RO・タクマンREYと同レベルの良い音だと思います。
中庸で自然な音なので、音決めに迷ったら、まずLMFQを試してみると良いですね。


④パナソニックERG3S
Garrettaudioさんで取り扱いのある酸金抵抗です。
そういえば酸金の音って評価してないなあと思ったので、取り寄せてみました。

今まで聞いたことのない音がします。
まず低音がモリモリ。ちょっとバランスが悪いのではないかという位に出ます。
中高域は水彩画のようで、密度感が薄く、しかし柔らかめの、なかなか魅力的な音です。
音楽が幻想的に聴こえるかも。

しかし低音が出すぎ。。。
もしかしたら、酸金の中には、もっと帯域バランスが良くて幻想的な抵抗があるのかも。。。と思いました。

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No title

お初です。抵抗の視聴感想は参考にさせていただいてます。

LMFQとLGMFSは同じ物のはずです。ですから音に差異はないと思いますよ。
ただ、前回の抵抗の音(6)で使われてるのは大きさから見てLGMFS25Sですので今回のLMFQ50Sとは違いますが。おそらくLGMFS50Sと聴き比べればおなじになるかと。某掲示板でもLGMFS25Sはあまり評価がよろしくないです。(ちなみに、記事内のLGMFSの表記がLGFMSになってます)

実験環境や、比較の方法などもあわせて記事にしましたら信憑性が増すのではないでしょうか。

Re: No title

ユメカゴさん、こんばんは。
blogへのご訪問、どうもありがとうございます。

LMFQとLGMFSは同じものなんですね。
おっしゃる通り、LGMFSはW数の低いタイプでしたので、そこが音の差として聞こえていたんでしょうか。
誤字は修正しました。ご指摘ありがとうございます。お恥ずかしい。。。

抵抗の比較シリーズは、途中の記事で何度か書いてますが
全てFN1242DACのゲインバッファ段NFB抵抗で、アルファMCYを基準として行っています。

LMFQ良い抵抗ですよね。
抵抗は、この数年で良い物がどんどん発掘されてきた感がありますね。
対してコンデンサは、まだまだ技術革新が続きそうで、
特に電解コンでフィルムコン並みに音が良いものが出てほしいなあと個人的には思っています。

承認待ちコメント

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Re: No title

CR-Xさん、返信が遅れてすみません。
利休は1%品です。
評価があまり体系的でないのは、ご容赦下さい。。。

個人的にはvishayのVARとSMMが最もオススメですが、
SMMは、あんまり流行ってませんね。
まあ音質は多分に好みの問題ですからね。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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