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DAC9018Dの制作(9)

今回は、DAC9018Dの電源基板(カニ式電源)を、試作ロットから頒布ロットに交換した話です。
あと、詰めの甘かった部品達を交換しました。
音が良い方向に変化してくれることを期待しますが果たして・・・?



本当なら、電源は頒布ロット基板が出来てからすぐに交換するつもりだったんですが、
ECHUが足りなくて、しばらくお預け状態でした。
この基板、ECHUを鬼のように消費するんですよね^^;
基板一枚でECHUを12個、
DAC9018Dの場合、カニは基板を4枚使ってるので、48個!必要です。
少し前に50個単位で買って、これで一生持つだろうと安心していたECHUですが、あっさり使い切ってしまい。。。
あ~もう数千個単位で、安く大量買いしちゃおうかな?今後の自作基板でも大量に消費するし。
どなたか500個ぐらい、共同購入しませんか?
0.1uF/16Vと0.1uF/50V(どちらも5%品)を買う予定です。乗っていただける方、募集中ですm(__)m

さて、昨日ようやく、待ち人(ECHU)来る、で
作業再開しました。

今回の基板は、試作ロットから箔厚を上げてます(70um⇒140um)
果たしてこの違いは、聞き分けられるのかな?

ついでに使用部品も、こだわりのものに変更しました。
アナログ±15Vだと、こんな感じ。
Power_6_006.jpg
ダイオード:C3D
一次平滑コン:日コンKW+MKT1813(裏面実装)
パワーTR:2SA1306/2SC3298
レギュレータ下流の平滑コン:MKT1813(合計10uF)

特に、レギュレータ下流はケミコンレスとしてみました。
ただし注意点があり、ここの容量は小さすぎると発振します。
カニが確認した限り、発振しない最低容量の目安は
「5+消費電流〔A〕×100」uF
ぐらいで、最低でも15~20uFぐらいは欲しい所です。
現在、10uFが付いていて、追加で10uFをアナログ基板上に搭載することにします。
真似される方は、一応、発振しないか確認して下さいね。

あと、C3Dは放熱タブがカソードになっており、隣接するC3D同士が接触するとショートします。
カニは念のため、保護テープを巻いて絶縁しました。

日コンKWは、個人的にはイマイチな印象なんですが
なにぶん小型なので、仕方なく採用、といった感じ。
一次平滑コンは、正直、どれが良いのかチンプンカンプン、です。。。
日ケミKMGに始まり、KZE、日コンKG、ミューズFG、KZなど使ってきましたが、なんか決め手に欠けます。
ブラックゲートNXなんかは、レンジが狭いものの弾力感があり好きな音でした。あれがまた手に入ればなあ。。。


ES9018アナログ用だと、こんな感じ
Power_6_024.jpg
ダイオード:C3D
一次平滑コン:日コンKW+OSコン
パワーTR:2SK2013(マニュアルのまま)
レギュレータ下流の平滑コン:OSコン

さてと、早速、電圧を調整して、交換、交換。。。

画像を撮り忘れましたが、デジタル3.3Vなどの発熱が心配な所は、ケースの底面放熱に変えました。
もう少し一次電圧が高ければ、おによめさんの二段フィルタを採用して発熱を分散させる予定だったんですが、
カニ式の場合、一次電圧がレギュレータ電圧+5V以上は必要なので、少し厳しいかなと思いやめました。

もう一つ、将来のとある拡張のために、5V出力を追加してあります。
DAC9018_701.jpg
このコネクタ形状で「ああ、アレね!」と気づく方もいますかね?
これも早く使ってみたいなあ。。。

デジタル基板の電解コンも強化しました。
まあこれは意味が無いかもしれませんが。。。
DAC9018_703.jpg
な~んかジッタクリーナがロックしなくなった!!ということがあって、
いろんな所を強化対策していった挙句、
なんのことはない、フルファンクションモードのM04(MULTIPLIER SYSTEM CLOCK 設定)がALL OFFになっていただけだった、というオチでした。。。

ところで、電源のミスは即、IC破壊につながります。
DAC9018Sの記事なんかをwebで探すと、逆接や電圧間違い等で壊してしまった!という方を結構見かけます。
カニも、ひと手順ずつ、細心の注意を払って作業をしました。
LED電源を入念に調整して、接続直前にも電源電圧を再確認して、接続も間違いが無いか何度も確認して、、、


電源はこんなところで完成かな?
それ以外のところで、ついでにアナログ基板の部品もクオリティアップ。
抵抗はオール利久だったものを、SMM+VARに変更しました。
パスコンも、亀の子でECHU4700pFを追加。
DAC9018_704.jpg


ケースの蓋が閉まらない位モジャモジャだった、配線関係も整理して。。。
さあ、このDACもほぼ最終形態になってきた感じですよ。
DAC9018_707.jpg


さ~て、では待望の電源ON!
わ~低域がボヨンボヨン、、、
とりあえず一晩エージングさせて、音が落ち着いたのを見計らって聴いてみました。

はりゃ!?
な~んか違和感のある音がします。。。

いや、全体的に、基板換装前より低域がズーンと出て、
高域もより分解するようになっていて、
空間もより透明で見通しが良くなって、それらの点は素晴らしいんですが、
なんだか音がペラペラに薄くて、高域もシャリシャリします。
なんでかな~(泣)

え~と、今回やったことを改めて考え直してみても、、、
あんまり、音がペラペラ・シャリシャリになるような変更はしてないつもりですが・・・?

強いて挙げるとすると、この傾向が出そうなのは、平滑コンのKWぐらいかなあ?
元は秋月の安物コン(LXJ)を付けてました。
KWはそこまで悪い平滑コンじゃないとは思うんですが・・・
オールKWにしたせいで、その特徴が強く出すぎてるのかな・・・?

simonさんが言っていた「C3Dを使うと電源デバイスの音があからさまになる」とは、もしかしてこのことなのかな・・・?

しかし、今からKWを変えるのは、大変すぎます。。。
最小限の変更で、なんとか改善できないかな。。。

しょうがないので、ダメもとで「電源ケーブル」を替えてみました。
DAC9018_702.jpg
もとはラックスマンのJPP-10000というものを付けてたんですが、
予備として持っていた、オヤイデのL/i50 OFCの自作ケーブルにしてみると、、、

わお!めっちゃ変わる!!
高域のシャリシャリが取れて繊細になり、中低域の密度も向上してペラペラしなくなりました!
かつ音が柔らかい。
なんと、幸運にも、ずいぶんとバランスが良くなりました!

ピアノ曲なんかを聴いてみると、アタックの速さとその後の当たりの柔らかさが共存していて、
すごく、生音に近いです。

電源ケーブル、恐るべし。
金喰い虫になるので、あんまり深入りしたくない世界ですが。。。

ともあれ、ちょっと一次平滑コンには改善の余地があるかもですね。
これはそのうち、交換しないと。。。

さあ、あらためてDAC9018Dの音を聴いてみると、、、
すごく「素」の音に変わったなーという感じです。
ES9018って、なんとなくHiFi調に味付けされたクリアなイメージがあったんですが、
クリアさは保ちつつ、音の角かどしさや煌びやかさが完全に消失して、とても生っぽくなりました。
これは特に、VAR+SMM+電源ケーブルの合わせ技効果でしょうか。

まあ以前のHiFi的な心地よさも、今となっては惜しい気もします。
今の音は、聴く人によっては「地味で線が細くてツマラナイ」と言われるかも。。。
たぶん、アナログ回路にアルファMCYを混ぜて少しキラキラさせると、ベストバランスになるんではないかな、と思います。

低域も、変にゴリゴリせず、たっぷりの量が誇張なく出てくる感じ。
これは電源基板の箔厚を替えたことが、効いてるのかな?
C3D効果もあるでしょうね。

中域も滑らかですが、わずかに歪みっぽい、というか、少し主張が弱い気がします。
これはまずは、一次平滑コンで改善できるか、試してみます。
中域に主張のある一次平滑コンを探さなくちゃ!


いや~いろいろあって疲れました。。。
最後にあと一つだけ。。。

simonさんから情報のあった、「THS4631にヒートシンクを貼る」
ということを試してみました。
ヒートシンクですが、aizzakさんが使われているというサンハヤトの「HF-S43」が手持ちにありました。
これを小さく切って、剥離紙をはがしてICの上に貼り付けて、、、
DAC9018_705.jpg

そして反対側の剥離紙もはがした上で、ヒートシンクを脱脂洗浄してからくっつけてみました。
DAC9018_706.jpg
しっかり押し付けないと簡単にはずれてしまいますが、一度くっつくと、時間とともに粘着力が上がっていく気がします。

音はやはり変わりますね。
落ち着いて澄んだ音になりました。THS4631の長所を、より伸ばしてくれている感じです。
放熱と制振の、両方が音に効いているんでしょうね。
もっと大きなヒートシンクだと、効果も高いのかな?

THS4631のこの音を聞いてしまうと、もう、他のオペアンプは一切使えません^^
もちろん人によって好みがあるんでしょうが、話のタネぐらいにはなりますんで、皆さんも一度、試してみては?
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配線材etc

 今日の昼には電源基板が届いてました。ありがとうございました。
 電解コンデンサの替わりにハーメチックシールタンタルコンや銀タンタルや湿式タンタルという手もありますよ。これも異次元の音です(誘)。電源はいじるところが限りなくあって妄想爆発です(笑)。出力コンデンサに高耐圧(KV)小容量(pF単位)のばかでかいボックス型オイルコンデンサや、テフロンコンデンサ、フィルムコンデンサは信じられないぐらい効きます。
 あと、コンデンサではないのですが、GNDに何か質量のあるものをかませると音が安定した感じになります。巷では炭とかゼオライトとかトルマリンとか試されていますが、普通の砂とか石とかでも大丈夫。電圧の基準を質量でしっかりさせる効果なのかなと思っていますが、電流は流さないので導電体である必要はないと思っています。
 配線材は悩ましいですね。電源ケーブルは太くて、変な腓腹でないものかな?確かに音は変わるとは思いますが、他のパーツの方が音質に効くと思っているので、昔の高級オーディオ製品のお古を使用。
  今回の記事を見る限り、カニさんの好きな音はほぼsimonとベクトルがあってますね。はやく電源を作らないと。

RCHU

DigiKeyだとECHUは3000個で一個あたり33円強ですか。500個のりますよ。私も50個単位で購入しますが、ほんとにあっという間。500個でも一年持つでしょうか(笑)。それよりも財政が大丈夫でしょうか(笑)。

5VのコネクタはUDAでしょうね。UDAもいいのですが、X-DDCというのもすばらしいですよ。

ヒートシンク

同じヒートシンクを使っていて笑っちゃいました。この小型のやつを、DAI やDACチップに貼り付けてます。効果はあるかもっていう程度です。THS4631にはコンピュータ用のばかでかいのも貼り付けてみたりしましたが、この程度で効果はプラトーかと思っています。9018Dだとその効果は如何に?
 グスタフレオンハルトのイギリス組曲、パルティータ(バッハ)4枚組1300円の廉価版CDが天国的な音色で私の脳髄を直撃してきます。チェンバロ曲を生に近い音で聴けているマニアはどれだけいるのでしょうね?大方は耳に突き刺さるような刺激的な音を楽しんでいるのではないでしょうか?それで仕方なく小音量で聴くのが作法だ、みたいな書き方をしている評論家もいました(W。本物のチェンバロは刺激的な音ではなく、むしろエッジがとれた丸い音に聞こえます。箔抵抗+THS4631だとそのような生っぽい音を聴くことが可能です。

部品選定

お二人とも部品の選び方が私とは正反対なのが面白いです。
何というか、電源にはややキツめの部品ばかり使う自分とは逆に、カニさんの記事ではまろやか系の部品が多い気がします(MKT1813とか)。

カニさんは電解コンでお悩みのようですね。
私はニチコンのマザボ用低ESR品(廃止品)を使っています。
好んで使っている人たちがいるので、ひょっとしたら既に試された後で「ああ、あれはダメだった」とか言われそうですが・・・
結構数量があるので10個やそこらならお分けしますよ。

Re: ECHUなどいろいろ

simonさんどうもです。

コメントの一つ一つがマニアックすぎて、もー調べるのが大変です(笑)
でも、いろいろ教えて頂いて助かります。ありがとうございます。

タンタルコンですか。未知の世界です。通常のタンタルとは次元が違うんでしょうね。
試しに少し調べてみましたが、相場は100uFで数百円~千円?の世界ですか。
う~、、、simonさんお勧めですから音は確かなんでしょうが、、、一次平滑コンとしてはちょっと、、、
まあでもレギュレータ下流に使う分には良さげですね。

バカでかいテフロンコンを入手しましたんで、なんとか取り付けられるポイントを探してみます。
DACではなくてパワーアンプだったら、なんとか収められそうです。


> DigiKeyだとECHUは3000個で一個あたり33円強ですか。500個のりますよ。私も50個単位で購入しますが、ほんとにあっという間。500個でも一年持つでしょうか(笑)。それよりも財政が大丈夫でしょうか(笑)。
50V/0.1uFですね。お申し出ありがとうございます。仰る通りDigikeyで買います。
確かに高いですがこうなりゃも~ヤケです。
とはいえ合計300uFで10万円ですか。。。購入ボタンを押すにはアルコールの助けが必要です(笑)


> 5VのコネクタはUDAでしょうね。UDAもいいのですが、X-DDCというのもすばらしいですよ。
お~バレバレでしたか。すぐに記事にしますが、UDAでDSDを聴きたいんですよね。
X-DDCというのは初めて聞きました。X-MOS使用の格安なDDCなんですね。
DDC関連は世の中の動きが速すぎて、ついていくのが大変です。。。
なのでもう少し市場が成熟してからグレードアップしようかなと思ってます。
ま、ホントの理由は財政難ということですが(笑)

>グスタフレオンハルトのイギリス組曲、パルティータ(バッハ)4枚組1300円の廉価版CDが天国的な音色で私の脳髄を直撃してきます。
クラシックは不得手なもので、早速このCDを注文しちゃいました^^
THS4631はジャズに良く合うことは確認してましたが、クラシックでも生音に近い音を奏でてくれているようで、ひと安心です。

Re: 部品選定

軍曹さんどうもです。

> 何というか、電源にはややキツめの部品ばかり使う自分とは逆に、カニさんの記事ではまろやか系の部品が多い気がします(MKT1813とか)。
あ、言われてみればそうかも。
軍曹さんとはシステム構成が似ている割には、音作りが結構違っているのかもしれませんね。
でもそのおかげか?軍曹さんのblogは私の知らない部品が多くて、読んでて楽しいです。

例えば私は積セラ苦手派ですねえ。
積セラは分解能は高いものの、楽器の響きが吸収されてしまうように聞こえます。

フィルムコンはあんまり聴き比べをしていませんが、MKT1813のまろやかで濃い音とECHUの繊細な音の組み合わせにハマってしまい、常用しています。
まろやかと言っても、フィルムコンなだけあってOSコンよりも情報量は多いですから侮れませんよ。


> 私はニチコンのマザボ用低ESR品(廃止品)を使っています。
> 好んで使っている人たちがいるので、ひょっとしたら既に試された後で「ああ、あれはダメだった」とか言われそうですが・・・
> 結構数量があるので10個やそこらならお分けしますよ。
お申し出ありがとうございます。多分まだ使ったことが無いです。
早速メール差し上げました。

ECHU

カニさん

ECHU0.1uF/50V買うときは声かけてください。500個くらいなら乗ります。

Re: ECHU

軍曹さん

了解です。助かりますm(_ _)m

simonさんも含めたお二方にそれぞれ500個ずつですね。
ブツは本日発注しましたんで、
到着後にお金を再計算してご連絡します。

多分それでも手元に大量に残りますが(笑)
残りの一部は、頒布基板のオプションとして50個単位ぐらいで皆様に提供差し上げようと思います。
Secret

プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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