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FN1242の電源周りを強化する

DAC9018Dの電源ですが、試作ロット基板から頒布ロット基板への換装を進めています。
そちらはただいま、部品待ち状態。

で、取り外した試作ロット基板を、FN1242DAC君にインストールしてみました。



FN1242のカニ式電源インストールは以前の記事で試していて、効果大なことが分かってます。
その後、また元の電源に戻していて可哀想な状態でしたが、ようやくの正式インストールです。

DAC9018Dのお下がりなんて、愛が足りない気もしますが(笑)
良いんです。FN1242は我が家の末弟DACなので(^^;

基板ですが、DAC9018Dで既に部品実装済みのため、作業はあっという間でした。
こんな感じで、完成。
FN1242_001.jpg

アナログ±15V×2、DAC用3.3V+5V×2、デジタル用3.3V+5V×1の、合計10系統をカニ式電源に換装しました。
整流ダイオードにFCH20A04とV19Eを、電解コンに秋月の安物を、と、部品は最高のものではありませんが
まあ十分なクオリティでしょう。


さて、これによる音の改善効果ですが、もう今更、言葉を並べ立てる必要は無いですかね?
カニ式電源によるいつもの変化です。上から下まで全ての音が見渡せる感じ。

改めて、CAPRICEやPCM1704DACと音を聴き比べて見ると、
アナログフィールで音楽に統一感のあるCAPRICE
柔らかく密度感のあるPCM1704DAC
素直でガラスのように透き通ったFN1242DAC
と、三者それぞれ、違った良さを持っています。
改造前は、これらの中でFN1242だけ、総合性能で取り残されていた感があったんですが、
今や、CAPRICEを凌いで、さらにPCM1704とタメを張れる良い音になってくれました。
例えば分解能を比べてみると、なんと、PCM1704DACを凌いでいます。

これは
FN1242:フィードバック電源+THS4631
PCM1704:ノンフィードバック電源+LH0032
という差が効いているんでしょう。
PCM1704は、分解能を犠牲にしてあえて美音系に味付けしている事情はありますが、
こいつもせめてTHS4631化しないと、ダメかなあ。。。

それから、相変わらず低域の出方が美しいですね。落ち着いた音で深々と出てきます。

上記のような音を出してくれますんで、
このDAC、古い録音との相性が良さそうです。
今日はこんな音源を聴いてみました。
エンリコ・ラバの「The Pilgrim And The Stars」というCD。
1975年発売。

当時のECMらしい、浮遊感と寂寞とした情緒が詰め込まれたCDです。
特に3曲目「Bella」は、若い頃、一人旅の夜更けに聴いて、泣いてしまった思い出があります。
ラバとジョン・アーバングロンビーが二人して、これでもか!!という位に哀愁を歌い上げています。
表現がアレかもしれませんが、これはイタリア版の演歌だなあ、なんて思いますね。

この曲をこのDACで聴くと、録音の古さ故か曇りのあったトランペットもギターも、
透明感を持ってより美しく聞こえ、
そしてそれらを下支えするベースの動きも、上から下までナチュラルに絡まってきて、曲を盛り上げてくれます。

作り終えたDACで、音楽を聞くこのひと時。。。
自作ならではの、楽しみですね!


さてと、FN1242がクオリティアップしたことで、より部品の音の違いが分かるようになりました。
抵抗比較の記事のために、いくつかの抵抗をエージングしておこうかな?
FN1242_002.jpg

この話もどうぞお楽しみに。


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FN1242

FN1242は藤原さんの基板とMyAnyStyle板の両方を所持しており、MyAnyStyle板はAll アルファ+500VSoshin Micaでほぼ完成。カニさんの電源基板まちです。藤原DAC1242-2はAll VAR+microLH0032の部品がそろっているのですが、これもカニさん基板でならしたらどうなるんだろう。
 ところでTHS4631があまりに次元が違いすぎてLH0032は私の装置では木っ端みじんでした。ちなみにTHS4631には不釣り合いな大型ヒートシンクで冷やしたらまた大化けしちゃったんですよね。まだまだ、頂上まではありそう。DACとはいえ、アナログ部分の出来が装置全体のクオリティのかなりの部分を支配しているのが改めて感じています。いいオペアンプを紹介して頂き改めて感謝です。

No title

simonさん

THS4631は導入したものの実力発揮できていません。
使用中結構熱くなるので試してみたいのですがヒートシンクはどんな方法で固定されてるんでしょうか?

固定

軍曹さん

主のいぬ間に勝手に盛り上がり(笑)。固定はヒートシンク用の粘着材ですが、粘着力の強いものを選択しています。表面実装型は表面積が小さいので、複数個まとめて貼ったりしてます。
いままでの軍曹さんの記事を拝見する限り、THS4631は軍曹さんの求める音とは違うような気がします。たぶんパンチの効いたメリハリのついた音が好みなのかなと勝手に推測しちゃった上で、もしそうであれば、THS4631はピントはあっているものの極めてなめらかで、エッジ自体は消失する方向の音なので、軍曹さんの求める音とは違います。電源の質によっては、勢いの全くない音になるんじゃないかな?オーケストラのバイオリンパートの人数が増える代わりに、金属的な響きが消失して、弦の柔らかさが加わるというか、空気が押し寄せてくるような感じになるいうか。パスコンや、整流回路の出力に高耐圧小容量のオイルコンデンサ、テフロンコンデンサをパラった時の変化がお好みでなければ、THS4631は好きになれないでしょう。もし違ったらごめんなさい。

粘着材

軍曹さん

今使用しているのは、コンピュータチップに使用するヒートシンクに付いてきたちょっと厚めの粘着材です。たぶんシリコンかと思いますが、これ以上はよくわかりません。実際にいろいろ試してください。あ、手っ取り早いのはコンピュータショップで売っている、フラットな放熱板、すぐ貼る一番なんてのもいいかもしれません。
表面実装型のオペアンプは小さいので、一個だけだとぐらぐらします。2個とか4個とかご近所のオペアンプをまとめて大型のヒートシンク一個で済ませちゃいます。オペアンプの場合、とりあえずくっついているだけで完全に固定できているわけではないので、売り物には絶対ならないでしょうね。

放熱

私もTHS4631使ってみました。かなりの発熱なのでやはりヒートシンクをつけたのですが、最初1回路SOICオペアンプ2個→2回路DIPオペアンプの変換基板(裏表に載せるタイプ)を使ったのですが、
片方しか放熱できないので今はSOIC-8PIN→DIP-8PINに変換する基板に一度載せて、それから1回路DIPオペアンプ2個→2回路DIPオペアンプ変換基板(横に2つ並べるタイプ)に載せています。
こうすると両方にヒートシンクが乗せられるし2つに着けるので何とか安定も良いようです。
両面テープはサンハヤトのHF-S43つかってます。間にアルミシートが入っており粘着部分も薄くて伝導性はよさそうです。
もしご存知でしたらお許しください。
ちなみに現在良い音で音聴けるのですが、現在私のTHS4631はどうも発振しているようで余計に熱いようです。これから調整してみます。
記事とは直接関係ない方向ですが・・・済みません。

No title

simonさん

早速のアドバイスありがとうございます。
今のところUSBDACのバッファーでしかテストしていないので、良否の判断はまだ早いかなと思いました。
まずは教えて頂いた対策を参考に放熱し、他の回路でも試してみます。

aizzakさん

私も両面基板に表裏で2個付けて使っていますので、シングル→デュアル変換基板を取り寄せる予定です。



Re: No title

simonさん、軍曹さん、aizzakさん

どうもです。
わ~、盛り上がってますね(笑)

THS4631の放熱の件、一つ次の記事の最後に書いてみました。
ご参考まで。

ちなみにヒートシンクを貼らない状態で発振無しだと、雰囲気温度+25℃ぐらいで
かなり熱いな~という位。
発振があると、数秒でアチッ!、と触っていられなくなります。

THS4631はsimonさんのコメントが大変的確!ですね。完全に同意です。
例えばLH0032のほうが音が厚く強くて好みだ、という方がいるかもしれません。
THS4631はあまりにも飾り気が無いです。まあそれが良い所なんですが。

simonさん
>>AnyStyle板はAll アルファ+500VSoshin Micaでほぼ完成。カニさんの電源基板まちです。藤原DAC1242-2はAll VAR+microLH0032の部品がそろっているのですが、
((((;゚Д゚))))
化け物DACですね・・・!
とても真似できません。。。



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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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