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SCA-7511Mk3パワーアンプの改良(3)

さて、SATRI改造の残すところは、電源部のみ。
今日はその前編です。
手始めに、電源基板をカニ式電源に交換してみました。



さて、この改造は骨が折れるんです。
SCA-7511Mk3は、ただでさえ小さいケースの中の半分以上をアンプ基板が占めていて、
電源用に使えるスペースは、ごく限られています。
そこにうまく、カニ式電源基板が載るのかな・・・?
配置をよく考えて、基板固定用の穴を空けないといけません。

基板自体は、こんな感じにさっくり組み上がりました。
SATRI307.jpg
部品が少ないから、組むのが早いです。
整流ダイオードは、DAC9018Dで音が良かったC3Dの8Aをチョイスしました。
一次平滑コンはニチコンKW。ちょっと物足りない気もしますが、とりあえず今回はこれで。
基板の四隅にポストが立ってますが、これは最終的な改造のための下準備です。

基板の裏はこんな感じ。
SATRI308.jpg
底面放熱のために、TRを裏面に配置しました。
TR固定のネジ部には、基板に穴を開けて表面からアクセスできるようにしてあります。
あと、パワーアンプですから、簡単な保護回路を詰め込んでみました。白い抵抗と小信号TRの部分です。

さて、ここからが面倒なんですよね。。。
ケースに穴あけして、電源周りのハーネスの接続関係を調べて、間違えないように繋ぎ直して。。。

で、なんとか仮組みできた状態がこれ。
SATRI309.jpg
ニチコンKWが、トランスと電源SWに挟まれてピッタリです。もっとちっちゃいコンデンサにすれば良かったかな?
基板の固定穴の一箇所は、ケースのゴム足と干渉してしまったのであきらめて、接着剤固定としました。
ヒューズはとりあえず基板の上に載っけてみましたが、恒久的にはどうしよう。。。


ちょっとイマイチな出来上がりですが、とりあえず、音を聴いてみましょうか。



予想通り、カニ式電源を使った時のいつもの変化です。
まず第一印象は、「正確な音に変わったな~」でした。
低~高域の全てで、音の出方が変わっています。
高域は、ますます分解能が上がり、音の粒が小さくなってくれました。
元の音は、それまでの改造でピュアな感じが出てきたものの、分解能が今一歩だったし、
どこか歪っぽさも残っていたんですよね。それが無くなりました。

中域は、高域の変化のおかげか、より明瞭になり、更に抑揚が出てきたように感じます。

一番変わったのは低域かな?
がっつり下まで伸びて、制動が効いたまま量がとても増えました。
ピラミッドバランスで気持ち良いです。

あとですね、音場が広がって定位も明確になりました。これも改造前からの変化具合が大きいです。

いままで行なった改造の中で、一番大きな変化ですね。
やはり、オーディオは電源が大事!


しかし、音の質が向上したことで、隠れていた問題が顕在化してきました。。。
それは何かというと、このアンプ、繊細感が物足りないんです。

今回の改造前からずっと残っている音の印象なんですが、
SATRIの音って、カニからしてみると、結構筋肉質なんですよ。
一音一音が強いんです。
あと、まだもう少し、分解能が足りない感じもあります。

分解能を上げつつ、もう少し、繊細で柔らかくしたいなあ、と思うんですが、、、

でも、今のこの音の印象は、思い当たる所があります。
きっと、あの部品を変えれば、改善するはず。。。


というわけで、次回の記事は「あの部品」の話になりそうです。


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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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