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PCM1704 2パラ差動DACの制作(1)

このDAC、PCM1704のシングルの自作から始めて5年ほど経ちますが
ようやく最終形が見えてきました。
残すはアナログ部の実装のみ。。。

PCM1704-1.jpg




電源は6電源構成で、DACとアナログ部は出川式電源を採用。
5V系はオールOSコンです。

DACの±5Vは、レギュレータを、Vdd(デジタル)とVcc(アナログ)で分けました。
ただしラッチアップが怖いので、ダミー負荷で消費電流のマッチングを図り、
さらにVdd⇔Vccに双方向にショットキーバリアダイオードを挿入して、電位差を抑制しています。
PCM1704のデータシートを見ると「デジタル・アナログ間の電源電位差を±0.1V以内とすること」とあり
過渡的にはそれを満足できてなさそうですが。。まあ、自己責任ということで。。。

信号処理系は、お気楽オーディオキットさんから頂いた基板で
「Renew DAI for DF1706」⇒「ディジタルアイソレータ」⇒「ジッタクリーナ」⇒「DAC1704-4D」
という構成です。
PCM1704は、2パラ差動ではなくて4パラ差動でも使えるんですが、
4パラだと随分ぶ厚い音になりそうなので、カニの好みからすると、シングル~2パラが良さそうかなと。

アナログ部は、IV段が「ディスクリIV変換差動合成基板」で、バッファ段がprostさんの「MICRO0032」です。
I/V兼1段目のLPF⇒アッテネータ兼2段目のLPF⇒出力バッファという構成で、
DACからの±出力は、差動増幅を行いません。

PCM1704-2.jpg

I/V抵抗はPCN巻線(T53E)
バッファ段の負帰還抵抗はアルファの箔(MCY)を使おうかと思ってます。
PCM1704-3.jpg

PCN巻線:繊細でしなやか
アルファ箔:正確かつ暖かい
というイメージがありますね。


カニはPCM1704の音が大好きです。
繊細で分解能が高く、
スピーカーから少し引いた位置に音像がカチッと定まるのが、たまりません。
ウッドベースが伸び伸びと弾む感じも、他のDACでは得られない特徴です。

ただ、わずかに気になる所もあって、
金属音がナイロン樹脂のような質感で鳴るんですよね。
カニは、これを、DACの電源部の問題、
特にVddとVccの干渉により発生しているのではないかと予想しています。

PCM1704の良い所を、更に引き立たせつつ、
芯の通った高域を出したい。
柔らかさと繊細さと解像感を両立させたい。
果たして、このDACが、そんな音を奏でてくれるのだろうか。。。?
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tag : PCM1704 DAC LH0032

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カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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