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DAC9018Dの制作(8)

もう大きな構成変更はしない、つもりでしたが、、、

あと一つだけ、効果のある改造を加えてみました。

何をしたかというと、
「ツイン・ジッタクリーナ」化です!



前回、フルファンクションモードの設定をいろいろいじってみて、
「ES9018内蔵のジッタリダクション機能は、音が良くない」
ということに気がつきました。

あれ?
じゃあ、ジッタリダクション機能オフの場合、
ES9018のMckは、DAC9018D基板に搭載されているジッタクリーナでジッタ抑制されていますが、
PCMデータ自体は、ジッタ抑制されていないことになりますね。

じゃあ、PCMデータをジッタ抑制するとどうなるんだろう。。。


ということで、急遽、ジッタクリーナ基板を一枚作りました。
DAC9018D基板側のジッタクリーナでMckを、外付けジッタクリーナでPCMデータのBckをクリーニングすることにします。
DAC9018D302.jpg

カニ式電源基板ももう一枚使って、そこから電源3.3Vを独立供給します。
図らずも、ジッタクリーナとカニ式電源はサイズコンパチでした。ラッキー!


ところで、カニのDAC9018Dは、だいぶケーシングも進んできたんですよ。
ほらほら。配線はまだ汚いけど。。。
DAC9018D301.jpg
ケーシングにあたって、デジタル段のトランスを、TALEMAの15W/7V出力から15W/9V出力のものに変更してみました。
これだと一次平滑電圧が11Vぐらいになって、3.3V電源の中でヒートシンクがアッチッチになるものがあります。
雰囲気温度+30℃ぐらいかな?常用はNGだと思います。
まあ、あとで、ある改造を加えようと思ってますので、、、今のところは放置です。

あ、せっかくなので
ジッタクリーナからの出力は、なるべくロジックICをパスしてDACに接続したいなあ。
とりあえず今日は普通に接続しますが、最終的にどうするかは、回路図をよく見て、別途検討しようかな。


さて、接続完了したら、音を聴いてみましょう。

お、いかにもジッタクリーナによる変化、といった音の出方です。
定位・分解能が更に上がり、より実在感が出てきました!
全体的な音調は変わらないのですが、シンバルや鈴の音が拡散せずにピンポイントで決まり、
空間が澄み渡ったように感じます。

分解能が上がると高域の滲みが無くなり、問題として感じていたキツさも和らぐようです。

他のDACよりもはるかに広い音場で、かつ、ビシッとピンポイントで決まる定位。
これは、音楽が更に気持ちが良くなりますねえ。
この改造による効果代は中程度、といったレベルでしょうか。
改造前の状態で、既に十分、音が良かったですからね。
まあでも、カニは採用することにします。(DACが更に電気の大食らいになっちゃいますが。。。)


オーディオファイルを自認される方であれば、この改造も是非盛り込んでみて下さい。
・電源の多系統化と良質化
・アナログ段は電圧出力で使用
・オペアンプTHS4631
・ツインジッタクリーナ化
これらによって、DAC9018Dは世界最高レベル(言い過ぎかな?)の音を奏でるようになります。


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No title

カニ様
はじめましてskyと申します。
非常に参考になる記事でとても興味深くいつもブログを拝見させていただいております。
拙宅でもDAC9018Dを電圧出力で組みたいと考えておりますが、オペアンプTHS4631はどこで入手できますでしょうか?
もし差支えなければ教えていただけると幸いです。

Re: No title

skyさん
こんばんは。ご来訪ありがとうございます。

オペアンプはRSコンポーネンツ又はdigikeyで買えますね。
たまに在庫切れの時がありますが、今はどちらも大丈夫みたいですよ。

zobelを追加するなどして、発振に気をつけてお使い下さいね。

No title

カニさん

教えてくださいましてありがとうございます!

zobelフィルターですね、勉強します!(>_<)
回路図通りにしか組立できない電気初心者なもので(^^;


もう一つ質問です。
DACの電圧出力をアンバランスでアンプに接続したいのですが、電圧出力の作動合成をオペアンプなどで負帰還回路を使用せずに、トランジスタなどで無帰還で作動合成などできますでしょうか??
もしかして電気初心者のチンプンカンプンな質問かもしれませんがご容赦くださいませ(^^;

Re: No title

skyさん

こんばんは。
zobelの定数は、このあたりの記事をご参考下さい。
http://triesteaudio.blog.fc2.com/blog-entry-54.html#more

もうひとつ、zobelがズバリ示されている回路図もカニのblogの中にあります。
http://blog-imgs-54.fc2.com/t/r/i/triesteaudio/DAC9018D101.gif
これのC8・R21のところがzobelですね。


> DACの電圧出力をアンバランスでアンプに接続したいのですが、電圧出力の作動合成をオペアンプなどで負帰還回路を使用せずに、トランジスタなどで無帰還で作動合成などできますでしょうか??

う~んご質問の範囲が広すぎて、答えにくいですね、、、
無帰還・ディスクリートの差動合成アンプなら、シンプルなやつなら5石、こだわれば100石ぐらいのやつが作れそうですが、
どのDACチップで、何を狙って無帰還ディスクリートで作るのかで、答え方が変わってしまいますねえ。。。

無帰還アンプはメーカー製に採用が多いみたいですね。soulnoteとか、audio-gdとか。
それらに匹敵する音の回路というと、カニはちょっとお答えするのに自信が無いです。。。

ちなみにES9018専用だったらアイデアがあり、SATRI-ICを使ったディスクリート差動合成回路を検討中です。
そのうち記事にすると思います。

No title

カニさん、いつも楽しく拝見させていただいております。

最近F氏のところから、TYPE-Hがリリースされたのを機にDAC9018Dのツインジッター化も同時にしようかななどと考えております。最終的にどのBCKラインを引っ張ってきてもどしてあげれば良いのか、回路図では判別か付きません。逓倍機の直前には、必要なBCKが来ているのでしょうが、これにジッタークリーナを施しても、かけ損になる気がしています。カニさんの経験から、情報を頂けると助かります。よろしくお願いいたします。

Re: No title

mampさん、こんばんは。
blogへのご来訪、どうもありがとうございます。

お問い合わせの件ですが、DAC9018Dの入力はPCM(基板コネクタCN1)を使用されていますか?
そうでは無い場合(通常のSPDIF入力)は、ツインジッタークリーナ化することができません。
また、SPDIF入力をPCM経由で接続する方法(SPDIF1P)をfujiwaraさんがご紹介されています。
↓のページの半ばにありますね。
http://easyaudiokit.hobby-web.net/bekkan/ES9018/ShiftPara2.html
また、ツインジッタークリーナ化しますと、ジッタクリーナーがロックするまで音楽信号がノイズまみれとなり、人によっては気になると思います。
これは気にしない、ということで宜しいですか?

以上を前提とさせて頂きますと、、、

CN1の5ピン(Bck)にジッタクリーナーを挟んで頂ければ良いと思います。
または、5ピン下流のバッファ後段に挟むと、更に効果が高いと思います。
バッファはIC2かIC4のいずれかだったと思いますが、このあたりはお手数ですがご自身でも確認してみて下さい。
また、バッファ後段に挟む場合は特に、ジッタクリーナーの出力信号レベルを3.3Vにするのを忘れないで下さい。

このBckラインは逓倍器にも入力されますが、ES9018としては逓倍器だけでなくBckも参照して動作していますので
かけ損になることは無いと思いますよ。
少なくとも私の聴感上は、差がありました。

No title

カニさん、丁寧なレスありがとうございます。

エレアトさんのUSB DUAL DOP基板からの信号のBCKをクリーニングする方向で考えています。既に、EMDACの改造でジッタ基板は適用した事があるので、やり方は理解しているつもりですが、今後も何かありましたらお聞きすることがあるかと思います。あと、この話題とは関係ありませんが、昨日TYPE-Hの整流ダイオードをロームのSiCSBDへ変えてみましたが、空気が澄み切っておりました。これはこれでありかと思いますが、FRDの熱さも捨てがたい等と感じております。

No title

カニさん、おかげさまで、ダブルJCを実現できました。
ただしカニさんのご指摘通り、周波数が変わるファイルを再生すると
ノイズが乗りますね。。。。これは対処方法ないんですよね。。。
まあ、SDtransから今は再生しているのですが、SDカードを周波数別に
まとめておけば良いだけの話なのですが、、、
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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