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DAC9018Dの制作(6)

今回で大きな改造は終了かな?

DACのデジタル3.3V/1.2Vを、カニ式フィードバック電源4系統に交換しました。
DAC9018D202.jpg
これで、不満のあった音の出方はほぼ解消。

何度も何度も書いてますが、やはり電源は大事です!



前回までの変更で、アナログ±15V、DACアナログ3.3V/1.2Vが
全てカニ式電源(LR独立)に換装されています。

現在、残りのDACデジタル3.3Vは、藤原さんのオペアンプ式フィードバック電源で供給。
デジタル1.2Vはそこから三端子レギュレータで供給、という状態です。


さて、この状態から、先日検討したこの状態に電源を変更していきます。


まずは個別給電はせずに、デジタル3.3V全体ををカニ式電源1系統に換装します。

あ~やっぱりここも効果大です。
より定位が明確になり、分解能が上がったように聞こえます。
一番変化が大きいのが、低域の出方ですね。
前回の電源変更でも低域の出方がだいぶ改善されましたが、より制動が効いて、下まで伸びる感じ。
「低域の分解能が上がった」っていう言い方になるのかな?
奥行き方向の音場もしっかりしてきました。


さあ次
デジタル1.2Vの換装です。
ここはLR個別給電となります。

ん、残念。あんまり変化は無いですね。
音が滑らかにしなやかになって、空気感が増した気もしますが、プラシーボかも、といったレベル。


最後です。
ジッタクリーナ系3.3Vと、それ以外のデジタル3.3Vで電源を分離します。

この改造はちょっと面倒なんですよね。
下記画像の赤バツ部のパターンをカットします。
DAC9018D201.jpg

で、その下流に3.3Vを供給するわけなんですが、下流には電解コンが無い状態になっちゃうので
電解コンを増設してあげます。(日コンLE820uF+SEPC120uF)
これでOK。

さて、この改造の効果は、、、
奥行き方向の音場が伸びて定位が更にしっかりしますね。
あと、うまく表現できないんですが、ボーカルの声の出方が自然になりました。

以前の記事でも書きましたが、このDAC、ボーカルの声に違和感があったんですよ。
クリアなのに曖昧、というか。。。定位しているのにしてない感じ、というか。。。

PCM1704とかだと、ボーカルにすごく密度感・実在感があるんですが、
DAC9018Dだと、音場が広すぎるせいかな?密度が薄くて、かつなにかが曖昧に感じていたんです。

それが、デジタル3.3Vを換装した段階でやや改善し、ジッタクリーナ電源分離でさらに良くなった感じ。

電源分離で密度が若干高くなったのかな?あと、曖昧に感じていた何かが無くなりました。
う~んこれは何だったんでしょうね?


ジッタクリーナの電源分離は、ES9018がラッチアップしないか心配だったんですが、
実際やってみると、特に問題は無さそうです。
ジッタクリーナのロック時間が変わった気もしますが、これはジッタクリーナ周りのパスコンの容量が減ったからかな?
もうちょっと電解コンとECHUを増量したほうが良いかもしれませんね。


さて、これで電源の改造は終了かな?
カニ式電源に交換して、効果の大きかった順に挙げていくと
①DACアナログ3.3V(LR独立)
②DACデジタル3.3V
③アナログ±15V(LR独立)
④ジッタクリーナ3.3V
⑤アナログ1.2V(LR独立)
⑥デジタル1.2V(LR独立)
という感じ。
絶対やるべきなのが、①~③ですね。
④もまあまあ大きな変化でしたが、例えばES9018のデジタル電源をLRで分離してみるだとか、他にも効果の大きい分離の仕方があるかもしれません。

あとね、一番大きなメリットは、電源レギュレータの発熱が分散することかもしれません。
どのレギュレータも、ほんのり暖かい程度で熱くないです。
一番心配していたジッタクリーナ3.3Vも大丈夫そう。これならヒートシンク増設は不要だと思います。
あ、使用トランスがTALEMAの10Wぐらいのやつで、7V-0-7V出力で、一次平滑電圧の実測が7.9Vでした。
一次電圧が低い分、発熱が思ったより少ないんだと思います。ホントは10Vぐらい欲しかったんですけど。。。


さあ、DAC9018Dのバラック状態での確認と音決めは、これで終了です。
音は今でも十二分に良いんですが、エージングが終わってから、きちんと評価しましょうかね。
あとはケース加工もしなくちゃ。。その後に部品交換で細かな音質チューニングかな?
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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