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PCM1704 2パラ差動DACの制作(6)

今回で、PCM1704DACは完成です。(としたい…)
デジタル段の電源を、先日試作したフィードバック式に換装しました。

PCM1704_302.jpg



せっかくなので、電源系をひとつずつ交換していき、それぞれの変化を見ていきましょう。

まずはDAI/DF基板の5V/3.3Vを交換。

5Vを変えてみます。元の電源は藤原さんのオペアンプ式フィードバック電源です。
カニ式フィードバック電源に変えてみてと、、、

あ、やっぱりFN1242で試した時と同傾向の変化です。
分解能が上がって音の粒が小さくなり、定位がより明確になります。
ただ、FN1242の時ほど劇的な差ではなくて、数回聴き比べて確信を持つレベルでした。

次に3.3V。ここはLED式のノンフィードバック電源からの交換です。
上と同傾向で、分解能と定位に効きます。そしてやっぱり効果は小さいかな?

PCM1704DACはFN1242DACとちがって、下流にデジタルアイソレータとジッタクリーナがいます。
それらによる音質改善効果が大きくて、違いが出にくいのかな?

では最後にデジタルアイソレータ・ジッタクリーナの3.3Vを交換します。
ここはTL431を使ったノンフィードバック電源からの交換です。

ここならば効果は大きいだろう。。。と期待して聴き比べてみると。。。
むむ、残念。変化は小さいです。
一番変わったと感じたのは、残響感。楽器の音とホールの残響が分離して聞こえます。
そしてわずかに静かになり、奥行き方向の音場が伸びたかなという感じ。

やっぱりジッタクリーナの効果が支配的で、電源の差が出にくいのかな?
とはいえ全ての電源を交換した積み上げはそれなりに大きいように思います。
音がピタッと決まって、絶対に揺るがないぞという感じ。
無帰還アンプと組み合わせて聞くと、定位が物凄いことになっています。


さて、これでようやくPCM1704DACに蓋ができそう。
ホントはアナログ段をTHS4631に交換しても良いんですが、なんだか出てくる音に十分満足してしまいました。
DAC9018Dも控えてますしね。


このDACの音をあらためて言葉にすると
・繊細で音色が美しく、情感がある。
・解像度が恐ろしく高いのに、柔らかい。
・奥行き方向の音場が深い。
・低域に弾力感がある。
といったところでしょうか?

もともとPCM1704というチップが、深い音場と低域の沈みこみ、という音を持っています。
弱点として高域の伸びが今ひとつ、、、という所がありましたが、
ジッタクリーナや電源構成により、うまくそれが払拭できたんだと思います。
それから、外付けデジタルフィルターというのも特徴でしょうね。
外付けデジタルフィルターの下流でジッタ対策を施してあげれば、デジタルフィルター内蔵型のDACでは太刀打ちできないような、驚異的な定位と音場が得られているはずです。

課題は多少残されています。
やや音が軽くて上ずり気味なところと(これは電源をいじれば改善するものの、音の美しさと背反関係のようで、諦めました)
S/Nがそれほど良くない(これはディスクリートLH0032の要因が大きそう)ことですが、
まあ、カニとしてはこれで十分です。


しばらくは、これで大好きな音楽に浸っていましょう。

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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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