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抵抗の音(1)

今日はFN1242DACを使って、
抵抗の音を聞き比べてみました。

抵抗の変更は、主に高域が変わりますね。
コンデンサ交換並みの変化です。
中低域も多少変わります。

あと、コンデンサ交換とは違って、音の質感が変化します。
言葉に表すのが難しい、独特の変化なんですが。。。

うまく伝えられなかったらスミマセン。。。
とりあえず思った通りに書いていきますね。




交換して聞き比べたのは、FN1242のゲインバッファ段のNFB抵抗です。

ラインナップは以下の5つ。

①アルファエレクトロニクス金属箔 MCY 1kΩ
カニが最も信頼している抵抗です。
RSで取扱いがありますね。
ちょっとお値段が・・・というのと、抵抗値ラインナップが少ないので、要所でしか使えません。
今回はこの音をリファレンスとします。

②ビシェイ金属箔 VSR 1.2kΩ
音が良いと有名な抵抗ですね。
昔、DALEのRN55とかスケルトン抵抗とかと比較して断然音が良かった記憶があります。
しかし今回比較する抵抗達は、どれもハイレベルなものです。
どのような結果になるのでしょう??

③利久金被 RO 1kΩ
つい最近、音が良いと評判になっている抵抗です。
その噂を聞いてカニも使ってますが、たしかに大変分解能が高い気がしています。

④PRP金被 1kΩ
1/4Wタイプのものを用意しました。
これも音が良いと有名な抵抗ですね。

⑤PCN巻線 T53E 750Ω
同じ巻線抵抗であるDALEのNS-2Bより音が良いと言われています。
ただ、NS-2Bって分解能があまり高くないんですよね。
それよりは良いとして、じゃあどのくらい良いんでしょうか?

いつもの方法で評価。
エージング時間は50~数百時間程度です。

【比較結果】
①アルファMCY

他の抵抗に比べるとやや明るい音色。
最も分解能が高く、繊細。ギターの弦に指が触れ始めるのが分かる気がする。
音に独特の立体感がある。
この立体感はなんなんだろう?音場の変化とは少し違う気がする。
楽器の彫りが深くなるのかな?

②ビシェイVSR
やや腰高な音。温度感の薄い、透明な音。
高域に独特の粒状感があり、MCYよりわずかに分解能が落ちる。
MCYと同様の立体感がある。音が透明なせいか、立体感はMCYより強く感じる。

③利久RO
爽やかな音。線が細いからそう聞こえるのかな?
線が細いからといって中低域が抑えられているわけではなく、ネガティブには聞こえない。
分解能はVSRと同等。しかし粒状感が無い分、より繊細に聞こえる。
①②にあった立体感がなく、平坦。

④PRP
他の4つの抵抗に比べると分解能が下がる。音がわずかに曇る。
ただ他の4つのレベルが高いせいなので、ふつうは気にならないレベルだと思う。
明るく、濃い音がする。MCYと同じ傾向。
①②にあった立体感がなく、平坦。

⑤PCN T53E
独特の潤いがある。この質感は生っぽい音に感じる。
潤い感は、昔使っていたNS-2Bでもあったので、巻き線はこういう音がするんだろう。
潤いのおかげで、滑らか・しなやかな表現になる。ただしその反面、分解能は①②③よりわずかに落ちる。
若干低域が緩むのも惜しい。
①②にあった立体感がなく、平坦。

【総評】
カニは①が最も好みです。分解能が一番高く、明るい音です。
それ以外の抵抗達は、どれもハイレベルすぎて優劣をつけ難く、どれでも良いかなと思いました。
コストで選べば断トツで③なので、当分③ばかり使いそう。。。
あと、抵抗はそれぞれ独特の質感を持っており、音を造ることができます。
例えば金属箔には立体感が、巻き線には潤い感があり、どちらも音を気持ち良くさせてくれます。

金属箔と巻き線をブレンドして使うと、より気持ちが良い音になるかもしれませんね。
PCM1704DACはまさにそういうことをしていて、狙い通りであったようです。



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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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