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フィードバック型定電圧回路の制作(2)

先日検討した電源回路を試作してみました。
PowerSupply100.jpg
回路で5Vツェナーだった箇所はLED×3に変更しました。
とりあえず位相補償関係のCは無しです。

FN1242DACのアナログ段の電源として、慣らし中。
下に見えている藤原さんのディスクリート電源と、ワニ口クリップで切り替えできるようにしてあります。



出力のパスコンはBG-NXで、ディスクリート電源とお揃いにしました。
TRもお揃いです。
ただそれ以外の素子は、結構違いがあって、
ディスクリート電源:基準電圧TL431、NFB抵抗ニッコーム、オペアンプOPA827
試作電源:基準電圧LED、NFB抵抗利久RO
で、ちょっとディスクリート電源が不利かもしれません。

エージング時間がまだ10時間と不十分ですが、
待ちきれなくて、ディスクリート電源と音の比較をしてみました。

・・・お、結構違いますね。
コンデンサ交換による音の違いよりも、大きいかも。。。
ディスクリート電源でモヤッとしている部分が、クリアになります。
全域でベールが剥がれたような音が出ます。特にピアノの響きでよく分かります。
帯域バランスは、変わったりしません。

とりあえず試作電源の音は良さそうで、一安心です。


さて次に、試作電源のBG-NXを撤去してみました。
音が変わるのかどうかの確認です。

電源ONしてみると・・・

ザザッザザザザー!!!

うわ!基板から音が出てる!
エクソシストか!!?

こいつは、、、発振です!
基板に使っているセラコンが、発振を拾って鳴いているんでしょう。
いや~びっくり。。。

オシロをACカップリングに設定して、出力電圧を見てみると。。。
PowerSupply101.gif
(電圧レンジは1/10の値で見てください)
これはひどい。。。不定期に500kHz位で数Vの発振が出ます。
オペアンプが壊れなくてラッキーでした。。。
あわてて電源をOFFにします。

ああ、やっぱり出力にコンデンサは必須なんですね。。。
コンデンサを付け直して、再度波形を見てみると・・・
PowerSupply102.gif
(電圧レンジは1/10の値で見てください)
う、まだ発振が残っています。40mVp-pで2~3MHzぐらい?
最初から発振してたんですね。。。

んん、しばらく時間を置いてから波形を見ると、発振が消えてる。。。
不安定な現象なのかな?

ちなみにディスクリート電源はこんな感じ。
PowerSupply103.gif
ん、安定してますね。
残留している変動分は、オシロ側の問題だと思います。

多分これは位相補償Cを付けなかったことが問題なんでしょう。
先日の回路図のC3にあたる箇所に、68pFを手で当ててみると、、
PowerSupply104.gif
あ、発振が収まった!
良かった。良かった。。。
やっぱり横着しちゃいけませんね。


さて、では68pFを付けた状態で、出力コンデンサの容量を減らしていきましょう。
どこまで発振しないかな?
PowerSupply105.jpg
(確認中の様子です)

47uF・・・OK!
10uF・・・OK!
3.3uF・・・OK!
1uF・・・40mV500kHzで発振!

よしよし。ほぼシミュレーションで予測した通りの結果です。
あ、ただしアナログ基板側に30uFが入ってます。
比較すると、
予測:C3=100pF、C5=4.7uF、C6=10uF
今回:C3=68pF、C5=3.3uF、C6=30uF
です。


じゃあC6を減らしたらどうなるんでしょうね?
まあ、ここから先はPCM1704に電源を組み込んでから試してみましょう。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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