FC2ブログ

SATRI SCA-7511Mk3パワーアンプの試聴(7)

さて、SATRIパワーアンプの試聴はもう終わり。
今までの印象をまとめてみたいと思います。

このアンプのキーワードは「音楽の抑揚」と「実在感」です。



音楽の抑揚・・・
これをなぜ感じるのか、未だによく分かりません。

なぜか、曲が一本調子にならないんです。
盛り上がるべきところは盛り上がり、抑えるべき所は抑えられます。
結果、音楽に訴求力が生まれます。

これを感じる理由は
S/Nが良いから?
ダイナミックレンジが広いから?
いや、そういうパラメータではない気がします。。。


それから、音に実在感があります。
生っぽさ、密度感とも呼べます。

これはたぶん、
音場の平面方向が狭まり、奥行方向に伸びることと、
硬い音質の相互作用で出てくる印象だと思います。
硬さは、OSコンとかを多用しているから出てくるのかなあ。。。?

ただし、生音そのものと呼べるレベルではなくて
もう少し柔らかくて繊細でも良いのではないかと思います。
生音を基準にすると、LH0032アンプは過度に柔らかく、SATRIは少し硬い感じです。
(ちなみにJBLでは硬さは感じません。)


あと、電流入力。
これは必須ですね。
鮮度や色彩感が生まれます。音の印象が段違いに良くなります。



最後に、
電流帰還アンプやLH0032アンプと比較して、どれが一番良いアンプか???


・・・書くのをためらってしまいますが、

SATRIアンプが、一番良いアンプだと思います。


カニが目指している音は、blogのプロフィールに書いてある通り、
①繊細で柔らかい音
②実在感のある音
です。
LH0032や電流帰還は、①はほぼ満点ではないかと思います。
しかし、②が大きく欠けていることが分かりました。
SATRIは、①がもう少し欲しいんですが、そのかわりに②を持っています。
加えて、音楽に抑揚を感じます。
音楽をずっと聴いていたい気にさせます。

LH0032アンプなんかは、その定位感や音場の広さに有頂天になって、ずっと使い続けていたんですが、
そういったパラメータは、音楽を楽しむ上では、適度でなければならないんですね。

SATRIが一番、というのは、
カニにとっては割と、いや、かなりショックなことで、
今まで自作してきたオーディオ機器のクオリティは本当に高かったのだろうか、と、ただいま自問モードです。。。

逆に意欲を掻き立てられる所もあります。
SATRIを上回るアンプを自作したい。。。

たぶんキーワードは、終段無帰還、ということなんでしょうね。
「SATRIは無帰還アンプだから生音に近い」という声が多いみたいです。
一度、無帰還アンプを作ってみる必要がありそうです。

よし、頑張ろう!







スポンサーサイト



No title

 初めまして、ケンメモと申します。

 SATRI周辺で長年いろいろと自作モノを楽しんでいて、SATRIとは当初より参考にさせて頂きメインも半分ぐらいがSATRI系ですね。
 目指す音は生音の感触を大事にした(生録もやります)自作中心のピュアオーディオを目指しています。

 今回色々の感想を拝見して同意するところも多く面白く読ませていただきました。SATRIは常に進化するところが面白いので、最新のV11(V12も出るそうですが)まで、跡をたどって見るのも勉強になると思います。
 後は回路的には面白みがないですが、やはり電源とクロックという基本に立ち返るのも重要です。貴兄の今後の発展も楽しみにしています。
 

Re: No title

ケンメモさん、どうも初めまして。
コメントありがとうございます。

SATRIは大分前から気になっていまして、もっと早く試聴すれば良かった!と後悔することしきりです。
V12も控えているんですね。まだまだ進化していくとはすごい!
仰るとおり、自作という分野で進化を追いかけていくことになりそうです。

電源については、ただいま絶賛悩み中です。

クロックはまだ本格的に手をつけていませんが、こだわる方が多いですよね。
ジッタクリーナが大分コストパフォーマンスが良いんじゃないかと思っていますが、
ルビジウムなど、手をつけると泥沼にはまりそうで。。。

ケンメモさんのblogは以前から拝見しています。
自在にオーディオライフを楽しまれているようで、憧れます。
私もこれから、ステップアップを楽しんでいきたいところです。
Secret

プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

検索フォーム

最新記事

リンク

カウンター