2021.02.06
通電してみんべさん・Sさん式電源改 基板頒布します
2/20 売り切れました。ありがとうございました。次回頒布は未定です。
オーディオマニアとして、ICタイプ・ディスクリート各種の電源を比較試聴してきましたが、
カニが試した中で、現時点で最も音が良い電源回路を基板化しました。
その頒布案内になります。
(近日中にディスクリートオペアンプ・無帰還オペアンプの頒布案内も予定しています。)

この基板の回路は下記のBlog情報を参考にさせて頂き、カニが少し手を加えました。
ca3080さんブログ:通電してみんべ
Sさんブログ:趣味のブログ
回路図は、こちらになります。

多くのレギュレータ回路に比べて、出力インピーダンスや高周波特性、入力電圧リプル除去性能に優れています。
【頒布品】
・S-San Reg v2.2基板 4枚1セット
を、送料込み、1セット1,400円でお分けします。
最新版はV2.2基板ですが、V2.1基板には、裏面に一か所パターンミスがあります。
下図の赤丸部を必ずパターンカットしてから使用下さい。図はすでに、カッターでパターンをカットした状態です

(表面に設定したランドが裏面にもコピーされてしまい、ショートしちゃいました。。。)
頒布ご希望の方は、メール件名「基板注文」として、triesteaudioあっとgmail.com宛てにメールをお願いいたします。
メール本文には、
・郵便番号
・住所(送付先)
・氏名
・電話番号
・ご希望の基板名
・基板の希望セット数
・お支払い金額の合計
を明記下さい。
発送は、基本的に定形郵便で行います。
【注意事項】
・この基板は、オーディオ自作に必要な知識と道具をお持ちの方で、
本ページに挙げた情報のみで、使用方法が理解できる方を対象とする実験基板です。
自己責任のもとで基板を使用いただくようお願いします。
・注文メールを頂いた場合、受領メールを当方から差し上げます。
そこに当方の連絡先と振り込み口座を記載いたします。
当方からのメールが数日しても届かない場合、恐れ入りますが本記事のコメント欄等を利用してその旨をお知らせ下さい。
・振り込み確認後、基板を発送いたします。
・都合により、メール頂いてから発送まで1週間程度かかる場合があります。ご容赦下さい。
・在庫切れの場合は当記事にてご案内します。
【基板の使用方法詳細】
まずは回路図の通りに部品を実装下さい。
基板のレイアウトの関係で、まずはトランジスタをはんだ付け後、面実装部品(抵抗・コンデンサ)をはんだ付けする順番が、はんだ付けしやすいと思います。
カニが推奨する面実装抵抗はビシェイSMM0204、面実装コンデンサはPMLCAPやECHUです。
出力電圧は、LED1電圧+LED2電圧+0.6V(Q4のVbe)になります。
欲しい電圧に合わせてLEDの種類や数を選定下さい。
C3位相補償用コンデンサは、通常は不要と思います。カニが試した限りはC3が無くても発振はありませんでした。
Sさんお勧めの定電圧ツェナーダイオード1SMBを搭載するには、基板裏にランドを設けてありますのでそこに搭載下さい。
R4は1SMBの搭載を想定した小さめの値(33Ω)になっています。
これにより、消費電流が20mA程度もあります。
1SMBを搭載しない場合は、R4を100Ω程度に変更して消費電流を抑えても良いでしょう。
↓が標準的な実装例です。


R4の33Ωが手持ちで無かったので、SMM0204を2個並列にして33Ωとしています。
R2は、定電流ダイオードやJFETによる定電流回路に置き換えると、さらなる入力変動の影響の抑制が期待できます。
↓は、R2を2SK117と100Ωを使用した定電流回路に置き換えた、実装例です。

負電圧用の回路を作ることも簡単です。
回路図上のトランジスタのPNPとNPNを入れ替えて、LED1とLED2の極性を逆にするだけです。
コンデンサ・定電流回路に極性がある場合は、その向きも逆にして下さい。
↓は負電圧回路の実装例です。(と言っても、見た目は正電圧とほぼ同様です。唯一、2SK117と1SMBの向きが逆になっているのが分かります。)


出力トランジスタQ5にGaN(GS61004等)を実装する場合、トランジスタのBCEに対してGDSの順でGaNの端子を接続下さい。
また、ゲート抵抗を搭載する必要がありますので、↓の赤丸部をカットした上で赤丸部両端のランドを使って100Ωを実装下さい。

それから、バイポーラでは不要だったC3に47pF程度を実装下さい。
基板裏面にはGaNのGS間保護用のチップツェナーダイオードの搭載パターンもあります。(詳細はSさんブログ参照)
ただ、低電圧(入力電圧10V程度まで)で使用する限り、これが必要になるシチュエーションは少ないでしょう。
↓はGaNの実装例です。


入力電圧ですが、Q5が通常のバイポーラトランジスタの場合で出力電圧+1.7V以上、
Q5がGaNの場合で出力電圧3.3V以上あれば、十分なレギュレーション能力を発揮します。
バイポーラであれば、例えばUSB電源5Vから3.3Vを生成する高音質レギュレータとして活用できます。
オーディオマニアとして、ICタイプ・ディスクリート各種の電源を比較試聴してきましたが、
カニが試した中で、現時点で最も音が良い電源回路を基板化しました。
その頒布案内になります。
(近日中にディスクリートオペアンプ・無帰還オペアンプの頒布案内も予定しています。)

この基板の回路は下記のBlog情報を参考にさせて頂き、カニが少し手を加えました。
ca3080さんブログ:通電してみんべ
Sさんブログ:趣味のブログ
回路図は、こちらになります。

多くのレギュレータ回路に比べて、出力インピーダンスや高周波特性、入力電圧リプル除去性能に優れています。
【頒布品】
・S-San Reg v2.2基板 4枚1セット
を、送料込み、1セット1,400円でお分けします。
最新版はV2.2基板ですが、V2.1基板には、裏面に一か所パターンミスがあります。
下図の赤丸部を必ずパターンカットしてから使用下さい。図はすでに、カッターでパターンをカットした状態です

(表面に設定したランドが裏面にもコピーされてしまい、ショートしちゃいました。。。)
頒布ご希望の方は、メール件名「基板注文」として、triesteaudioあっとgmail.com宛てにメールをお願いいたします。
メール本文には、
・郵便番号
・住所(送付先)
・氏名
・電話番号
・ご希望の基板名
・基板の希望セット数
・お支払い金額の合計
を明記下さい。
発送は、基本的に定形郵便で行います。
【注意事項】
・この基板は、オーディオ自作に必要な知識と道具をお持ちの方で、
本ページに挙げた情報のみで、使用方法が理解できる方を対象とする実験基板です。
自己責任のもとで基板を使用いただくようお願いします。
・注文メールを頂いた場合、受領メールを当方から差し上げます。
そこに当方の連絡先と振り込み口座を記載いたします。
当方からのメールが数日しても届かない場合、恐れ入りますが本記事のコメント欄等を利用してその旨をお知らせ下さい。
・振り込み確認後、基板を発送いたします。
・都合により、メール頂いてから発送まで1週間程度かかる場合があります。ご容赦下さい。
・在庫切れの場合は当記事にてご案内します。
【基板の使用方法詳細】
まずは回路図の通りに部品を実装下さい。
基板のレイアウトの関係で、まずはトランジスタをはんだ付け後、面実装部品(抵抗・コンデンサ)をはんだ付けする順番が、はんだ付けしやすいと思います。
カニが推奨する面実装抵抗はビシェイSMM0204、面実装コンデンサはPMLCAPやECHUです。
出力電圧は、LED1電圧+LED2電圧+0.6V(Q4のVbe)になります。
欲しい電圧に合わせてLEDの種類や数を選定下さい。
C3位相補償用コンデンサは、通常は不要と思います。カニが試した限りはC3が無くても発振はありませんでした。
Sさんお勧めの定電圧ツェナーダイオード1SMBを搭載するには、基板裏にランドを設けてありますのでそこに搭載下さい。
R4は1SMBの搭載を想定した小さめの値(33Ω)になっています。
これにより、消費電流が20mA程度もあります。
1SMBを搭載しない場合は、R4を100Ω程度に変更して消費電流を抑えても良いでしょう。
↓が標準的な実装例です。


R4の33Ωが手持ちで無かったので、SMM0204を2個並列にして33Ωとしています。
R2は、定電流ダイオードやJFETによる定電流回路に置き換えると、さらなる入力変動の影響の抑制が期待できます。
↓は、R2を2SK117と100Ωを使用した定電流回路に置き換えた、実装例です。

負電圧用の回路を作ることも簡単です。
回路図上のトランジスタのPNPとNPNを入れ替えて、LED1とLED2の極性を逆にするだけです。
コンデンサ・定電流回路に極性がある場合は、その向きも逆にして下さい。
↓は負電圧回路の実装例です。(と言っても、見た目は正電圧とほぼ同様です。唯一、2SK117と1SMBの向きが逆になっているのが分かります。)


出力トランジスタQ5にGaN(GS61004等)を実装する場合、トランジスタのBCEに対してGDSの順でGaNの端子を接続下さい。
また、ゲート抵抗を搭載する必要がありますので、↓の赤丸部をカットした上で赤丸部両端のランドを使って100Ωを実装下さい。

それから、バイポーラでは不要だったC3に47pF程度を実装下さい。
基板裏面にはGaNのGS間保護用のチップツェナーダイオードの搭載パターンもあります。(詳細はSさんブログ参照)
ただ、低電圧(入力電圧10V程度まで)で使用する限り、これが必要になるシチュエーションは少ないでしょう。
↓はGaNの実装例です。


入力電圧ですが、Q5が通常のバイポーラトランジスタの場合で出力電圧+1.7V以上、
Q5がGaNの場合で出力電圧3.3V以上あれば、十分なレギュレーション能力を発揮します。
バイポーラであれば、例えばUSB電源5Vから3.3Vを生成する高音質レギュレータとして活用できます。
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