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エミッタ抵抗レス 終段無帰還アンプ 2号機の製作(3)

さて本日は音出しまで進みました。
回路が無事動作して、一安心。

しかしこれはまだ、次回の改造の準備運動です。



今回のアンプ、音出し・動作確認まで割とサクサク進みました。
。。。って、ウソです。ダイオードの絶縁を適当にしてしまい、ROHMのSiC-SBDを飛ばしてしまいました。
くう、追加の出費をしなければなりませんが、
良い機会なので、SBDの探索をしようかと。
Infineonの第六世代SiC-SBDを発注しました。
とりあえずそれが届くまで、普通のSi-SBDで運用していきます。

今回のアンプは、
大昔に作った基板をもとに、負側Nch-FETのための改造と、通電してみんべさん電源化をしたものになります。
アナログ部はオペアンプではなく、MCOMを搭載しました。
ReAmp2_3_4.jpg

CR類はおなじみの、ECHU・PMLCAP・ニチコンPW、ニチコンLF、Vishay SMMです。
カップリングコンデンサの一部は、手を抜いてMKT1813にしました。
ゲインアッテネーターはお金があればOhmite無誘導巻線にしたいところですが、今回はこれもSMM。

電源ですが、最初は高負荷で発振してしまい、
通電してみんべさんに倣って位相補償Cを入れようかと思いましたが、
電源回りのバイパスコンデンサを各種容量を複数付けたら解消しました。
なので位相補償無しで運用しています。

で、一通りの動作確認の後、
スピーカーに繋いで音を確認してみます。
最初の出音に、思わず顔が綻んでしまいました。
エージングゼロの状態ですが、既に柔らかくてかつ分解能が高く、色彩感が豊かで見通しの良い、カニ好みの音になっています。
そして、帰還アンプでは出ない、奥行き方向に実在感のある音場が形成されます。
アンプを聞き比べてみましたが、デスクトップのニアフィールドリスニングといえども、この奥行きのある音場は、
カニにとっては重要な違いです。

今回、正負ともにN-ch FETとしてアンプを組みましたが、こうするとAB級動作ができなくなり、A級動作を外れると音が歪ます。
常用域のひずみ率も多少悪化するのだと思います。
試聴した限り、常用域のひずみ感はカニには聞き取れませんでした。大音量でうるさくしていくと数W程度で音が割れました。
このとき、バイアス電流の設定は400mAにしていました。
8Ω負荷に繋いだとして、計算上は約1.3WでA級動作から外れることになります。
発熱が許せば、もう少しバイアス電流を上げたいところですが、
今回はデスクトップのニアフィールド用の小出力アンプとして割り切っているので、現状でも問題ありません。

さて、では次回に向けて、とあるものを仕込んでいきます。
それは、
EPC2031という、GaN素子のNch-FETです。
最近ようやく出てきたGaNの音、大変興味があるのですよね。
ReAmp2_3_2.jpg
で、EPC2031はベアチップ販売のため、実装が少々やっかいです。
まずは上の写真のようにS・G・Dに細かな配線をしてあげます(チップサイズは4.6mm×2.6mmと、かなり小さいです)
テスターで確認すると、G・Sは良いのですがDが二領域間に導通が無く、このように二領域をまたぐ形ではんだ付けしてあげます。

それからこれを、銅板の上にエポキシで固定します。
銅板はホームセンターで板厚1mmのものを買い、加工しました。
ReAmp2_3_1.jpg
さてこれで、GaN素子をアンプに組み込む準備ができました。

本日はここまでです。
次回、うまくGaNが動きますかどうか。。。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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