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AK4497+Micro0032 "豚ちゃん"の製作

最近作ったDACは、
AK4497-FluoriteやES9038PROマルチチャンネルDACなど、大作が続きましたので
箸休め的に、気軽に使えるセルフパワーUSB-DAC+ミニアンプを作ってみました。

名前はタイトルの通りです。。。
USBAmp1_3.jpg





ケースは百均で売ってる貯金箱です。
家に転がっているのを見た瞬間、ビビッと来たというか、、、豚ちゃんを仕立てることを思い立ちました。
サイズもギリギリ・バッチリ。
USBAmp1_4.jpg

内部の基板は三階建て構造になっていまして、一階がXMOS USB-DDC, 二階がAK4497-Fluoriteの基板を削ってAK4497一個使用としたもの、
三階がProstさんに頂いた、Micro0032ミニアンプとなっています。
隙間は電源で埋め尽くされています。
USBAmp1_2.jpg
USB-DDC+DACはUSBセルフパワーです。
ミニアンプは、外部12V給電で動作するようにしました。

DDC-DAC部は、デジタル部にはLT3042で3.3V/1.8Vを供給。
それとは別にDC-DCで±8Vを生成した後、ディスクリート電源(通電してみんべ式)でDACアナログに+5V、LPF段に±6Vを供給しています。

DC-DCの-8VにはAmazon等で売っている、MC34063を使った安いものを使用しました。
20200526_114807.jpg
そしたら、実装されていたセラコンがキンキンと可聴域で鳴いていてびっくりしました。
スイッチング周波数を可聴帯域外に設定したり、CR類を全交換したりという対策が必要でした。

オペアンプはいつものOPA656です。
あらたにOPA698を試してみたりしたのですが、なんだかドンシャリ気味で好みでは無く。
なかなかOPA656を越えるものが見つかりません。
OPA656の音のクオリティを維持しつつ、低ノイズのやつがあると最高なんですが。。。

抵抗はいつものVishay SMM0204、コンデンサはECHU、PML-CAP、Kemet Ko-CAP等を使用しました。
このように音にはこだわったつもりでして、実際の出音もAK4497の良さ、音数が多く繊細な感じが味わえますが、
AK4497-Fluoriteの美麗な感じに比べて、今回のDACはしっとり低重心です。
JAZZベースの撥音はFluoriteよりカッチリしており量も出ており、好ましいです。
通電してみんべさんのディスクリート電源の効果でしょうか。

一方、何やらガヤガヤした見通しの悪さがあります。このあたりはセルフパワーの限界ですかね。


さて、ミニアンプ部は、外部12Vを内部DC-DCで±12Vに変換した後、
これまた通電してみんべさん電源を経て、Micro0032を駆動しています。
豚ちゃんの鼻の左側がUSB-DAC出力、鼻の右側がアンプ入力です。

Micro0032の抵抗もVishay SMM0204です。
USBAmp1_1.jpg
Micro0032のPRP抵抗バージョンを過去に作ったまま保管してありましたので聴き比べましたが、出音の細かさが三回りぐらい違います。
SMMに代わる抵抗は果たして現れるでしょうか。。。

で、このミニアンプの出音が、精細な映像を見ているようです。
さすが、LH0032回路ですね。
帰還型のアンプとしては、今のところ、これで十分な感じ。

内部にDC-DCがあるので外部12V電源の質はあまり関係ないだろうと思いましたが、
聞き比べてみると、結構違いが出てきます。
手持ちやら新規に買ったりやらで、四種類比べてみました。
USBAmp1_5.jpg

左上の、家に転がっていた12V2Aの小さいやつが以外にイケます。しなやかな中高音で、今のところの常用。
左下のUSB5V⇒12V昇圧アダプターは全体的にモヤモヤしてしまい宜しくない。
右下、パソコン用の19V4Aは、低域に馬力が出ますが中高域が荒っぽい。
右上は18650リチウムイオン電池の四直列(約16V)です。高域の透明感、全体的な見通しの良さなどは群を抜いていますが、意外や意外、低域が出ません。
リチウムイオンって、そういう帯域バランスなんですね。
お金に余裕ができたら、GaN使用のUSB-PD電源とかを試してみたいですね。


さてこの豚ちゃん、今もPCの傍らで元気に鳴いています。
これからも、宜しくね。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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