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メモリーバッファーDDCの制作(2)

最初の記事からしばらく作業が滞っていましたが、
昨晩、一気に組み上げてしまいました。




memoryDDC_2.jpg
また、スパゲッティ配線になっちゃいました。。。
綺麗に組めないな~。。。

前回、とりあえず1電源だけで動かしましたが、
今回は、電源を三系統に分けました。
 ・CS8416・DIT4192用の5V電源
 ・それ以外のデジタル用3.3V電源
 ・水晶発振器用の3.3V電源
電源がスペースを取りますが、ジャンク品を流用したケースの大きさとはピッタリ、ですね。

あと、DIT4192を実装しました。
memoryDDC_4.jpg
なんだか変な基板に載ってますが、これは藤原さんのASRC基板の一部を切り出したものです。
メモリーバッファ基板のコネクタP4・P9の二か所から24bit右詰めデータが出てますから、
その片方をCAPRICE用のI2S接続へ、残りをDIT4192へ入力しています。

DIT4192からのS/PDIF出力は、光送信モジュールとDSIX基板に繋がっています。
memoryDDC_5.jpg
確か7~8年前に買って、実験で弄っていた基板なんで、電解コンなんかが劣化してないか心配ですが。。。
まあ一応、動作はしてます。

さて、大まかな構成はこんな感じになったんですが、
カニのシステムだと少し問題がありました。

音源は、PCからラステーム・システムズ社のRUDD14を使ってS/PDIF出力させています。
音楽データは16bit/44.1kHzと24bit/176.4kHzと24bit/88.2kHzの三種類があって、
どうもRUDD14の仕様がメモリーバッファーと合わないのか、メモリーバッファー側で周波数を自動検知してくれないんですね。
これをなんとかするには、バッファーのコネクタP3の周波数設定を手動で変える必要があります。
あと、メモリーバッファーのオーディオデータは、システムクロックが周波数に応じて512fs/256fs/128fsと変化するんですが、
DIT4192の設定(CLK0・CLK1)をシステムクロックのfsに合わせて変更しないといけないです。

どうしようか、しばらく悩んでいたのですが、
思い切ってPICマイコンで周波数自動切り替えにチャレンジしてみることにしました。

PICは使ったことがなかったんですが、
幸い、藤原さんのところのSPDIF Freq. Checker V2の記事の下のほうに、ズバリお手本になる内容が記載されています。

藤原さんと同じPIC16F819を使うとして、
PICの6~9ピンを、バッファのコネクタP3の1~4ピンに対応させると、こんなふうに出力させれば良いですね。
       PIC 6  7  8  9
周波数
88.2Khz未満  Hi  Hi  Hi  Hi
88.2kHz     Lo  Hi  Hi  Hi
96kHz      Hi  Hi  Lo  Hi
176.4kHz    Hi  Lo  Hi  Hi
196kHz     Hi  Hi  Hi  Lo

DIT4192に対しても似たような感じで、PICの1・2ピンを使います。

あとは、PICの開発環境をそろえなければなりませんが、初心者なりに調べてみると
秋月電子通商の「AKI-PICプログラマー」という書き込みツールと、あとコンパイラさえあればOKみたいですね。
コンパイラはマイクロエレクトロニカ社のmikroC PROをダウンロードしました。
「Cで開発するPICモジュール・プログラム・サンプル集」という参考書も買ってみました。
(この本にも、周波数検出のサンプルプログラムが載っています。細部でやりたいことが異なりますが。)

マイコンのタイマカウンタを使うだけの単純なプログラムですが、なにぶん知らないことだらけです。
一晩夜なべして、なんとかCソースが書きあがりました。

で、早速PICに書き込んで、実装してみました。
memoryDDC_6.jpg
画像の左下にあるCS8416の28ピンからLRCK(周波数出力)をもらい、右上のPICに入力として繋げます。
そしてドキドキしながら電源ON!
PICの出力を確認してみると。。。おお!ちゃんと出力が出てます!周波数にも追従します!
いやあ、なんとかなった。。。


一応、一通り動作確認してみました。OKそうです。
電源をONしたままいろいろ接続を切り替えていると、たまに音が出なくなりますが、
電源再投入で直るので、ひとまず気にしないでおきましょう。

ちょっとS/PDIF出力をPCM1704DACに繋げてみましたが、
音は変わりますね。
PCM1704にはジッタクリーナが入っているから、そんなに変わらないだろうと思ってましたが、
これは困った。。。DDC側も音に影響するから、高品位な機器を使わないといけないってことですね。

ファーストインプレッションでは、
メモリーバッファーDDCを使うと、音が鋭くなります。定位も更によくなるかな?
でも、16bit/44.1kHzのときはそうなんですが、24bit/176.4kHzになると、音が悪くなるようにも聞こえて・・・?
何かDDCの設定に問題あり?
次回、ちゃんと測定してみますか~。

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tag : SDRAM-DAI メモリーバッファー 自作

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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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