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抵抗の音(8)

AK4497と同じく、ブランク期間のキャッチアップネタです。
薄膜チップ抵抗のYAGEO RT0603という品種が音が良いという評判が多いので、FN1242DACを用いてビシェイSMMと比較してみました。

RT0603、ハイレベルですが、
カニの試聴比較環境において、カニがメインで使用しているSMMを置き換えるような音ではありませんでした。



試聴環境は以下です。
・自作FN1242 DAC兼HPA
 ⇒出力バッファ段の非反転回路(THS4631)のNFB抵抗1kΩを、SMM0204(1%品)とRT0603(RT0603BRB071KL 0.1%品)それぞれに差し替え
・イヤホン:Etimotic Research ER-4S (内部抵抗変更+リケーブル)
・試聴ソース:Joshua Redman City Fork 24bit/96kHz版 #3North Star
・抵抗のエージング時間は10時間(短め、、、)


一聴して、RT0603の明瞭度の高さ(特に中低域の)に、オッとなりました。
が、輪郭感が強く音の粒が大きく感じます。シンバルの音など、大粒でより硬い感じです。
これが明瞭度の高さに繋がっているようです。

そして全体的に独特の軽さがあります。
過去の抵抗に関する記事を読み返す限り、チップ薄膜抵抗に特有の軽さがあります。

一方のSMMですが、RT0603と比べると、やや低域が緩いです。
それ以外の、分解能、立体感などについてはRT0603を上回っており、より楽器が自然な鳴り方に聴こえます。
何故かは分かりませんが色彩感が強く出るのも良い印象です。

SMMはVAR並に音の粒が小さく繊細です。
カニはこの点を最も重視しています。
しかし、上流・下流に組み合わせる機器が明瞭感を重視するような音質であれば、
高域が消えるような、悪い音の印象に聴こえる場合があるかもしれません。

総じて、カニの比較環境においてSMMがより好ましい音を出しました。
また、その他の比較はしていませんがRT0603も薄膜抵抗の中では分解能が高くオーディオ的にハイレベルの音のように思いました。

それにしてもFN1242、音が良いですね。透明で素直な音です。
AK4497やPCM1704とともに、いつまでも使い続けたいと思わせてくれるDACです。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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