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ポータブルDAC AK4497D-Fluorite の製作(4)

前回でFluoriteの音質チューニングが終了しましたので、
ケースを閉じて、常用し始めています。

ポータブルヘッドホンアンプとしてのコンセプト故に、電源構成など据え置き機に及ばない部分もありますが、
音は、現時点でカニ家最良となっています。

あらためて、回路構成や音質などについてまとめておきます。



まずはケーシングした姿をパチリ。
Fluorite4-1.jpg
外形は20×11×3.5cm程度。デカいですが、回路構成的に、これがギリギリのサイズ。
ケース加工が拙く、近くで見ると傷があります。。。
入力は光のみ。出力は、2.5mmバランスおよび3.5mmアンバランスです。

Fluorite4-4.jpg
裏面には充電用のマイクロUSB端子があります。
やはりUSB充電は便利ですね。
連続再生時間は10時間程度、フル充電にかかる時間は6時間程度です。

電池はリチウムイオン電池×3本です。
1本(4V)がデジタル電源用、残りの2本(8V)がAK4497アナログ電源およびオペアンプの正負電源用です。
DCDCなどでの昇圧は行っていません。
Fluorite1-4.jpg
本当はアナログ段を左右独立構成にしたり、高電圧化してアナログ段にレギュレータを挿入したりしたかったのですが、
USB給電での電流量の制限を考えると、さすがにそこまではできませんでした。

DAI(WM8805)、SRC(AK4137)、クロック、DAC(AK4497×2)の各電源には、計8個の超低ノイズレギュレータにてローカル給電を行っています。
音の繊細さや帯域バランスへの影響の大きい、ケミコン・積セラは使用していません。

SRC(AK4137)によってPCM信号をDSD256に変換して再生。ボリューム最大時にはAK4497のVolume Bypassモードを使用し、音質が更に向上します。
また、ボリューム最小状態で電源ONするとSRCバイパスのPCM再生モードとなり、AK4497のスローロールオフ・ショートディレイのデジタルフィルタによる、中音域に明瞭感を加えた音が楽しめます。

アナログ段はOPA656の一段構成です。
NFB抵抗はVishayのVAR、それ以外はVishayのSMMを使用しています。

据え置き用としても運用できるよう、バランスXLR端子への変換ケーブルも作成しました。
Fluorite4-3.jpg

WM8805なのですが、世間での評判通り、
176.4kHz/192kHzの信号入力時に、信号の品質によってロックしないことがあります。
現状、AK300+短めの光ケーブルでは、どちらもロックします。
(AK300買ってみました。これについては、また、いずれ。。。)

あらためて、音質についてです。
前回までに書いたように、定位感・分解能・響きの美しさ等の観点で、カニの持っている据え置きDACを全て上回っています。
音の粒が極小で見えないような、ピントのあった音の印象を受けます。
また、フラットバランスで尖った所もなく、安心して音楽を聴けます。
イヤホン・ヘッドホン用途としては、色づけが少ないために、カニのよく聞くカルテットもののジャズなどで、中音域の主張に物足りなさを感じますが、
それはSRCバイパスモードの音がカバーします。

DACの名称に付けたFluoriteという鉱石なんですが、
これは、カメラ・望遠鏡用のレンズとして、色収差が少ない最高品質の材料として知られています。
今回のAK4497の音は、まさにFluoriteという名がよく合う印象です。

さて、高音質なDAC+ヘッドホンアンプ、というコンセプトに対して、
やり残した項目がいくつかあります。
・くみたてLAB カノンとの組み合わせで、発振と思われる大きめのホワイトノイズが聞こえる。
 ⇒オペアンプの再選定が必要。
・高感度イヤホンでは、ホワイトノイズがわずかに聞こえる。
 ⇒NFB抵抗であるVishay VARが10kΩとなっている。SN比を稼ぐために1kΩ程度としたほうが良かった。
・DSD256ではなくDSD512まで対応。
 ⇒今回はTCXO24.576MHzを使用したのですが、49.152MHzに換装すれば対応できます。
これらは二号機を作成する場合に改良を盛り込んでみようかと思います。
それから、ぜひES9038PRO使用のDACと音の比較をしてみたいのですが、
さて、どうしましょうか。。。
ES9038PROの音が聴けるイベントなどがあれば、参加してみたいですね。
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復活おめでとうございます。

カニさん、
復活おめでとうございます。
いつも楽しみにしていましたので、また、楽しみが増えました。
旭化成のDACチップ良いですよね。
私も少し古いですがAK4490で遊んでいます。
BBには無い、音の濃さがあります。

また、色々な挑戦楽しみにしております。

以上、よろしくお願いいたします。

Re: 復活おめでとうございます。

IGさん、こんばんは。
どうも御無沙汰していました。
コメントありがとうございます。

復活、、、したのでしたら良いのですけど^^;
正月休みに久しぶりに時間が取れた、という感じです。

AK4490良いですよね。
ポータブルプレーヤーのAK300を最近買いまして、それに搭載されています。
明瞭で気持ちよく音楽が聴けます。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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