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エンクロージャーの聴き比べ 箱型 vs 仮想GND+卵形

以前に試作した卵形のAlpair6スピーカー、今のところメインで使用しています。
今回、新たにバスレフ箱を買ってみて、
どのくらい通常のスピーカーと違う音なのかを比較してみました。

結果として卵形の圧倒的なパフォーマンスが分かりましたが、
できればAlpair10などを使用して、真のフルレンジで音を出したいという欲求も出てきました。



さて、卵形スピーカーに関してはこちらをご参照ください。
その形状も特徴ですが、もう一つの大きな特徴として、スピーカーユニットを内部鉛材へ剛結し、仮想GNDという思想に基づいた構造を採用しています。

対するバスレフ箱はFOSTEXのP1000Eにしました。
150705_06.jpg


で、比較して聞いてみると。。。
まあ、基本的には製作当時の印象と同じです。
卵形のほうが音場がズーンと奥まで広がっていて、実在感が強いです。
これこれ。これがカニは好きなんですよ。作った甲斐があるというものです。

一方、バスレフ箱のほうが、金管楽器の輪郭が明瞭で全体的に煌びやかな音色に聴こえます。
対する卵形のほうは、音は出ているものの大人しいです。尖っている所が全くない感じ。悪く言うと暗くて地味。
スピーカーユニットを内部剛結してしまったことで、ユニット本来の締結方法であれば発生するのであろう共振などによる音圧バランスが変わってしまったのかな、という印象です。

低域は卵形のほうが量も多く明瞭です。まあこれはバスレフと卵形の違いではなく、容量とバスレフポートの設計の違いでしょう。
それ以前に、両者ともに低域が薄く濁っていて、ジャズベースを聴くのが辛い。Alpair6の最も大きな弱点でしょうか。
まあこれは、現状では電流駆動型のサブウーファーで補えてはいます。が、まだ調整ができていなくもの足りません。
サブウーファー、繋がりとかを考えると難しいですねえ。。。真面目にデジタルチャンデバなどを駆使しないとフラットバランスは難しそう。
となれば、フルレンジ一本で低域から高域まで出したくなってしまいます。

最後に周波数特性の比較です。
こちらがバスレフ
150705_03.gif

こちらが卵形
150705_04.gif

特性の暴れを見やすくするために、スムージングをいつもの1/12thではなく1/48thにしてみました。
卵形のほうが、なんとなく400Hz以上の暴れが少ない気もしますね。
逆に100~200Hzが出過ぎ?それでも、ベースが薄く聞こえるんですよね。






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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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