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電源回路に悩む

昨日、FN1242を久しぶりに聴いてみて
ピラミッドバランスで安定した音の出方がとても印象に残りました。

かたや、PCM1704DACとパワーアンプは
どちらかというとフラット~ややハイ寄りの音に感じます。
これは実はずっと気にしていて、たまにピアノやサックスの音が上ずって聞こえることがあるんです。
そのためにフィルムコンの追加などを時折行ってきました。
これは効果はあるんですが、追加してしばらく経つと、対策不十分で、やはり低音が絶対的に不足していることに気付かされます。

この音の出方の違いは電源回路の構成の違いによるところが大きいんでしょう。
FN1242:フィードバック電源+大容量電解コンデンサ
PCM1704:ノンフィードバック電源+小容量フィルムコンデンサ




確かに、ノンフィードバック電源(俗にシャントレギュレータとかリップルフィルターとか言われているもの)
は、使い方に癖がありそうだと昔から考えています。
ノンフィードバック電源ってレギュレーションが悪いんですよね。
電源の出力インピーダンスがおそらく10Ω前後ありますから、その下流に10uF程度のコンデンサが入ると、
消費電流の変動に対して、1~2kHz程度のカットオフのLPFを構成してしまいます。
これでは、1~2kHzより上の周波数は電源変動が少なくなるので、音楽がハイ上がりに聞こえてしまいそうです。

では、対策として何があるかというと
①下流のコンデンサを極力小さくする(1uF以下)
②下流のコンデンサを極力大きくする(1000uF以上)
という、両極端なものになります。

①の対策は、パワーアンプでの経験上、良い方向には進みません。(音が細くなる)
それで、②の対策をDACに試してみました。

KG_Type3.jpg
レギュレータ下流にニチコンKG Type3(Super Through)の35V/4700uFを追加してみました。

で、どう変わったかというと、
追加前:低音が軽い。全体的に解放感がある。
    とても純粋な音が出ている感じ。
    ピアノの音がフワフワしている。上ずっている感じ。
追加後:低音が重く、抑圧感がある。量はわずかに増えてベースラインがカッチリ聞こえる。
    中域は落ち着きが出て聴きやすい。解放感と抑圧感が混ざっている感じ。質感も悪くない。
    高域はやや聞こえにくくなるが、音楽を聴くにはこの位でも良いかもしれない。

と、効果はあるものの電解コンの悪さも聞こえて、一長一短がありました。

う~ん。。。ノンフィードバック電源を使う上では
下流に質の良い大容量コンデンサを置く必要があるんだろうか。。。
でも、質の良い大容量コンデンサって少ないですよね。
個人的にはOSコンとかBG-NXなら許せるんですが、
OSコンは小容量だし、BG-NXは市場流通していないし。。。

そもそも、ノンフィードバック電源+大容量コンデンサという手法は、LPFが残る以上
ある程度ハイ上がりの傾向は残ってしまいますし。。。

とすると、良質なフィードバック電源を考えなければならないんでしょうか?
どうしよう。。。
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tag : 電源 シャントレギュレータ リップルフィルター 自作 無帰還

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カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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