スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

低域MFB 電流出力型パワーアンプの製作(3)

すっかり季刊ブログと化してしまいましたが、オーディオは細々と続けています。。。
今回は、フルレンジ用の定数で低域MFBを試してみました。

MFBは良くも悪くも期待通りの結果でした。
Alpair10Pと、このパワーアンプの相性は、大変良好な模様です。



前回は電流出力段しか使わず回路図上のAll_Skip_INから音楽信号を入力しましたが
今回は、MFB回路も実装し、Buffer_INから入力します。
CFBMFB001.jpg


用意していたLME49860(実際にはLME49870*2)ではまともに音が出ませんでした。何故???
急きょ、OPA2604で代用。でもこのオペアンプは好みじゃない音がするんですよね。。。
この回路で使用するオペアンプは電源電圧±23Vに対応し、出力電流も20mA以上の必要があるので、あまり選択肢がありません。

で、音出し。まずはR35=5k(MFBゲイン-8dB)にて試聴。
オペアンプを一段介していることもあり、訴求力がやや失われていますが電流駆動の音がします。
低域のボワ付きは、、、残っています。

次、R35=0(MFBゲイン2dB)にて試聴。
このゲインでも、発振はありません。
で、ボワ付きは少なくなりベースに弾力感が出てきます。

MFBの効果が体感できますね。
実験は成功。

しかし同時に、中音域にやや違和感が出ます。歪んでるのか、音圧が変化しているのか、うまく説明できませんが。。。
とにかく少し不自然さがあります。
これはMFBが中音域に及んでいるためでしょう。
MFBの伸びを決めるLPF定数(C14+R31)で多少チューニングできるかもしれませんが、あまり効果は高く無いでしょうね。

試聴した限りでは、R=1k前後(MFBゲイン-2dB)が、低音域と中音域をそれほど違和感無く鳴らせる感じです。

周波数特性も測定してみました。
MFBゲイン -8dB
CFBMFB_-9dB.gif

MFBゲイン +2dB
CFBMFB_+2dB.gif

スピーカーはHDB-ALP10のポートに綿を詰めた、簡易密閉式(ダンプドバスレフ?)です。
箱の容量が小さいのと、完全な密閉式ではないので、周波数特性は話半分で見て下さい。
それでもMFBによる差が分かりますね。
Fo=70Hz付近の音圧が-6dB下がり、その下の周波数が+6dB上がっています。
結果、低域がよりフラットになりました。

MFBをもっと強めたいところですが、フルレンジ用途だと中音域を乱すのでこれ以上は無理でしょう。
サブウーファー用の回路にてより強いMFBを試してみましょう。

今回の実験は
Alpair10P + 大容量密閉箱 + 電流駆動 with MFB
この組み合わせの優位性を確認するためのものでした。
何より電流駆動の音場+フルレンジ一発での広帯域再生(40Hz~30kHz)というのは、他の組み合わせでは実現できないでしょう。
回路上ではオペアンプが気になりますが、MFBゲインを決めてしまえばオペアンプ個数は削減できます。
いつか将来、このシステムをキチンと製作したいですね。

次回はようやく本題。
サブウーファー用の回路の音を確認します。
スポンサーサイト
Secret

プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

検索フォーム

最新記事

リンク

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。