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FN1242DACの音

だいぶ昔に自作したDAC。
EMISKEさんから頂いた、DAC FIVEを組んだものです。
FN1242-1.jpg

PCM1704DACとは違った音づくりをしています。



・電源系は、
 安井式電源フィルター+オペアンプによるFB電源を多用。
・SRCで192kHzにアップサンプリング。
・アナログ回路は、
 SATRI-ICによる差動増幅+J-FETバッファ+DCサーボ

SATRI-ICについては、検索すればたくさん情報が出てくると思います。
これは少し古いV4.3+V5.1のバージョンです。
SATRI-IC.jpg

このICが載っている基板は自分で起こしたんですが、
SATRI-ICを使った差動増幅ということにチャレンジしています。
しかし、ズバリの回路図をどこかに失くしてしまいました。。。
細部はちょっと違いますが、こんな回路でした。
112.gif
INPUT~N_OUTが通常のSATRI-ICの接続の仕方になっていて、
余っているP_INに、ダイヤモンドバッファで生成した差動電流を入力してP_OUTで電流合成しています。
R26/R31がアッテネータ抵抗になります。

当時は、「無帰還バッファの音が一番良い」と思っていた頃でした。
だから無帰還バッファを多用しましたが、今なら違う回路構成を取ると思います。



このDACを久しぶりに聴くと、
どの帯域にも誇張感が無い、とても自然で滑らかな音に感じます。
特に低音の出方が素晴らしいです。籠らず最低域まで伸びています。
今まで「低音が一番良いのはPCM1704だ」と思っていたんですが、断然、FN1242のほうが良い。
(これはPCM1704DACをなんとかしないと。。。)
また、PCM1794と比べてみても、PCM1794がHiFi調でキツイ味付けなんだということが分かります。

高域は、ちょっと抜けきらなくて、
これは使っている抵抗だとかバッファ回路によるものだと思いますが、
ただ、それで音楽がスポイルされるようなことはありません。
「分解能や解像度をいたずらに追いかけても詮無いことだ」と諭されているようです。

FN1242は、誇張感が無い分、淡泊な音です。
アナログ段でもっと化粧をしてあげると、素晴らしい音になりそうです。
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tag : FN1242 自作 DAC FIVE EMISKE

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カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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