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音場型の高音質スピーカー制作記(1)

前回、こんな記事を書きましたが、、、
あうう…(T*T)その後、計画が頓挫してしまいました。。。
いざ、細かな仕様を打ち合わせてみると、
スピーカー屋さんと私の意見が合わない所が多くて。。。

も~しょうがないので、自分で全部、作ることに決めました!
まずはプロトタイプ品の設計を、始めてみます。



作るのは二つ!
フルレンジの卵型スピーカーと
円柱型のサブウーファーです。

まずは、カニのシステムの現状をおさらいしておきます。

使用スピーカーはAlpaiir10(箱はHDB-ALP10)です。
F特は、こんな感じです。

このユニット、細かいことを言わなければこれ一本で音楽を楽しめちゃう位に、
広くて平坦な周波数レンジを持ってるんですよね。
そして、マルチウェイのようにネットワークが入ってないので、大変澄んで定位の良い音がします。

不満がある点と言えば、、、
①低域の量感が今一歩。JAZZのウッドベースの音量が小さく、どの楽曲を聴いても常に気になる。
②音場感が少なく、平面的。
 今まではこのことに大きな不満は無かったが、タイムドメインのスピーカーを聴いてから
 音場型のスピーカーがすごく欲しくなった!!
③バスレフ特有の低域の重さや、わずかな濁りがある。
 (そこまで気になるものではないが)
④高域の伸びや空気感が今一歩。
 昔所有していたAlpair7は、この点で勝っていた。(その代わりに更に低音が出なかったが)

①⇒④の順で、気になってます。

で、これらを改良せんければならんのですが、
フルレンジのままだと、①を解決するのが大変困難です。
やはりマルチウェイでないとダメなんでしょうか。

とはいえ、ネットワーク入りの2way、3wayのシステムは避けたいです。
昔、3wayでJBLの4428を使っていましたが、ネットワークを改造したりしても音の曇りが取れませんでした。
その時の悪印象が、カニには強く残っています。

ベストは、チャンデバを導入してマルチアンプ駆動の3wayとかなんでしょうが、
アンプを3台導入するのは、金銭的に憚られます。。。
カニの身の丈には、合わないよね。。。

で、フルレンジ+サブウーファーぐらいの構成が、コスパの良い構成なんではないかと。
音楽の主帯域(100Hz~)は、なるべくフルレンジでカバーさせつつ、
低域だけ、サブウーファーの助けを借りることにしました。
まあこれは2wayとほぼ同じですけど、通常の2wayよりは、良い音が期待できそう。
フルレンジ側にネットワークが入らないので音が曇りませんし、
サブウーファーとのクロス周波数が低くて主帯域を避けているので、クロス付近の違和感が出にくいんではないかと。

サブウーファーですが、市販のエントリーレベル(CW250A)のものを試したかぎりは、
ピュアオーディオには程遠い音質でした。
これまた自作しか無いでしょう。
おまけで、サブウーファー用のアンプも、作らなきゃね。


フルレンジ側のユニットにはAlpair6Pを、
サブウーファーのユニットにはAlpair10(2発)を、使う予定です。
Alpair6Pならば、④に効くでしょう。
Alpair10は、Fo=35.6Hz X max=8.5mmというフザケた特性を持ってるので、
40Hzぐらいまでの低域なら再生できる模様。
①に十分、対応してくれるでしょう。
その代わりに40Hz以下の低域は、捨てることにします。
30cmとかの大口径ウーファーならば低域も伸ばせるんでしょうが、
それだと振動板質量が大きいことによる悪さが出そうで、気になります。
また、JAZZのウッドベースの最低音が40Hz付近らしいので、ここまで再生できていれば十分かなと考えました。


箱の形式は、密閉で考えることにします。
これで③を解決させてみます。
ちょっと不安なのが、Alpair6で密閉使用の場合、サブウーファーとのクロス周波数が120Hzぐらいになりそうで
この周波数で、違和感なくサブウーファーと繋がってくれるか、という点。
とすると、バスレフとどちらが良いか、実物で実験してみないとダメかな?


残った②の問題は、卵型エンクロージャー+ユニット動作点の固定
という手法を取ることにします。


さてさて、その設計の進み具合ですが、、、
こちらは、卵型スピーカーの図面です。
SpeakerProto001.gif

とりあえずは、デスクトップ用のサブシステムに使えるサイズで設計しました。
メインシステムとして作る場合は、外形を2~3割大きくします。

ユニット後部に金属の芯材を剛結します。これにより、ユニット動作点を固定します。
金属の芯材は、M20の全ネジを介して台座まで剛結されます。
ユニット~エンクロージャー間は、5mm厚のゲルシートで、フローティングさせます。
フローティングさせることで、エンクロージャー側からユニットへの振動干渉を、抑制します。

構造的な懸念点や、見切れていない点としては、、、
・芯材質量が、ユニットの動作固定に対して十分か?
 Alpair6の振動板質量は2~3gであり、かたや芯材は3~4kgあります。
 この位差があれば十分な気もしますが、「数10kg~100kgぐらいは必要」というご意見の方もおられるようです。
 質量が不足する場合は、M20ネジと台座の間にゴムシートなどを挟んで問題を誤魔化そうかなと考えています。
・エンクロージャー容積が小さい(約3l)
 メインシステム用は容積拡大して5.5lぐらいにしますが、、、
 一応、エンクロージャー後部はバスレフ(逆ホーン)仕様も作ってみましょう。
・各部の剛性やエンクロージャーの厚み
 エンクロージャー厚は14~18mmで可変厚となっています。
 もっと厚いほうが良いのかなあ。。。
 あと、支柱になっているM20ネジが少々細いかもしれません。
 汎用品ではM24あたりが限界らしいので、いかんともし難い所ですが。。。
・エンクロージャーはフローティング状態なので、外的な衝撃等に弱い。
 ま、これは、自作の強みということで、無視します。。。

黄色い部品は、全て汎用品で賄えます。
水色のエンクロージャーとユニット後部の芯材を、特注で作らなければなりません。
エンクロージャーは、集成材ブロックからNC切削で作ってくれるメーカーさんを探しています。


はてさて、上手くいくかな~???


もう一つ、サブウーファーのほうは、というと、、、
SubWooferProto001.gif
こんな、円柱型のボックスを考えています。
24mm厚で、容量は、80l程度。

サブウーファーも、なるべく音場型の形状にしたいんですよね。
そのための円柱型です。
また、円柱型だと剛性が高くできそう。なので、内部の補強材は入れない予定。

で、こちらは、曲面成型合板を製作しているメーカーさんに、問い合わせ中。
値段はいくらぐらいなんでしょうねえ?





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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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