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久々にオペアンプを聴き比べてみる

前回で、無帰還アンプの基本的な開発は終了したつもりですが、、、

電圧増幅段の、M.C.O.Mの無帰還と帰還での音の違いが気になり
追試をしてみました。

せっかくなので、
・THS4631
・ディスクリLH0032
・M.C.O.Mプロト版
の評価も、してみましたよ。

結論。
M.C.O.Mは無帰還で使うのが一番良い!




ところでM.C.O.Mですが、
部品実装済みの状態で、頒価6,800円@1枚程度を予定しています。
高い!もっと安くできないの!??ってところですが、、、
部品代や実装代を積み上げると、結構な額になっちゃいました。ご勘弁を。。。
同時に無帰還アンプ基板も頒布予定ですが、こちらはバグ有り。
しかしバグ修正する気力が無いので、この状態のまま、赤字で放出します。
終段TR(2SA1941/2SC5198/2SA1930/2SC5171/2SJ555/2SK2586)とSBF添付で、2,200円@1枚程度を予定しています。
正式な受付スタートは、また別途、告知いたします。


さて、本題に戻りましょう。
前回の評価では、M.C.O.Mを無帰還仕様で使ったほうが、帰還仕様で使った時よりも
断然、奥行き表現が秀逸でした。

これは使用部品の差異によるものではないかと睨みました。
よって、使用部品を揃えて、再評価しました。
具体的には、無帰還仕様のゲイン設定抵抗を、OHMITE無誘導巻線⇒SMMに変更です。

で、音は、、、
やっぱりね。
音場が平面的になり、帰還仕様の奥行きに近くなりました。
巻線抵抗は、奥行きが出るんですよね。

同時に、弱々しい繊細な感じが薄まり、全域でカッチリした音になりました。
特に低域が、危うい感じが無くなり太くなりました。その代わりに低域の透明感がやや薄れてしまいますが。

分解能もわずかに上がります。
総じて、一長一短、ありますね。

う~む。。。
分解能と表現力を取るか、繊細さと奥行きを取るか、
SMMとOHMITEで、大変、悩ましい選択です。
ここの抵抗は、後でアッテネーター化しないといけないんですが、どっちの抵抗でアッテネーターを作ろうかな。。。

また、この状態が帰還仕様と全く同じ音かというと、やはりまだ差が残ります。
無帰還仕様のほうが、以前として実在感が強い。
こいつは一体、何の差なんだ???

とにかく、自作無帰還アンプの電圧増幅段は、
前回の結論と変わらず、無帰還仕様でいきましょう。


で、完全に無帰還仕様化する前に、
帰還仕様を使って、各種オペアンプの評価をしておくことにしました。
OPA0001.jpg


特に気になるのが、M.C.O.MとM.C.O.Mプロトの音の差です。

以下、比較結果を書き連ねていきます。
まずは、帰還仕様(オペアンプ仕様)を使用した試聴結果です。

①ディスクリLH0032
フラットかつストレートな音。
高域が分解しきれなくて、塊感がある。
現状では抵抗にPRPを使っているので、利久ROとかSMMを使うと、
もしかしたら分解能は②に拮抗するのかもしれない。

②THS4631
音が柔らかくて、色彩感に富む。
しかも①よりも分解能が高い。
こういった点が、CDの硬い音によくマッチして自然に音楽を聴ける。
音場が奥深く、また定位も緻密で、オーケストラを聴くのには抜群。

システムの他の部分で分解能が制限されていると、
繊細な高域がマスクされて聞き取りにくくなり、真価を発揮できないはず。
システムのトータルバランスに注意が必要。

③M.C.O.M(帰還)
②よりも音場が手前に来るかわりに、定位と音像が更に緻密になる。
味付けは少ない。
ディスクリLH0032の音の定位と分解能をブラッシュアップした感じ。
②との一長一短があるが、カニは総じて③のほうが好み。

④プロトM.C.O.M(帰還)
③の音が、澄んで開放的になった感じ。
描写力が増している。

とまあ、こんな感じかな?
カニの好みとしては④>③≧②>①の順で、特に④は最も自然な音だと思います。
まあしかし、そもそもの音のレベルがどれも大変高いので、
きっと、システムの違いや聴き手の趣向で、順列は変わるでしょう。


では、ここまでで最も印象の良かった④と、無帰還仕様の音を聴き比べてみることにします。

⑤M.C.O.M(無帰還)
④に対してわずかに曇りを感じるが、
実在感はこちらのほうが強い。(実在感というものを、うまく分析できないけど)
④のほうが音の輪郭が強くて明瞭なのだが、⑤のほうが輪郭の強調感が無く、自然な気がする。

⑥プロトM.C.O.M(無帰還)
⑤よりも、澄んで開放的な音。力強さがある。
しかし、⑤のほうが緻密な感じでニュアンスはよく伝わる。
一長一短あり、⑤と⑥はどちらも魅力がある。

以上です。
カニの好みとしては、⑥≧⑤>④かな?

しかし、③と④の差ほどには、⑤と⑥の差は無いですね。
あまりに差が大きかったら、手間のかかる⑥を増産しなきゃいけないなあ、と思ってたので、
ホッとしました^^;


それから、M.C.O.Mのコスパの悪さを痛感しました^^;
音自体は最上の部類だと思うんですけどねえ。
特に帰還仕様で使う場合、THS4631との総合的な音のレベルに、大きな差は無いという。。。
あ、そういえば、OPA656なんてやつもいるんでした。こいつなら、完全に、M.C.O.M(帰還)と同レベルなのかも。
コスパ最強はOPA656かTHS4631でしょうね。
M.C.O.Mは、わずかな音の差が気になる方、好奇心旺盛な方、無帰還増幅の音を聞いてみたい方だけに、お勧めします。。。
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No title

カニさん、こんばんわ


無帰還、良さげですね。ウチも上がホーンなので柔らかくノビノビと鳴らしたいです。
自分の自然と感じる基準、、、意外と"落語"や"鳥の声"だったりします。
105円で買えたりする、古くてもたぶんマイク1本で録音してそのまま無加工のCD、、、、、、、、
まずはこの辺が、其れなりに聴けないと。

Re: No title

bfratさん
どうもです~。

ホーンをお使いとは羨ましいですね。カニの憧れです。
しかしホーンに手を染めると必然的にマルチウェイとなってしまうので、
再生機器が複数必要になり、薄給サラリーマンにはなかなか手が出せません。。。

無帰還アンプのベースになっているSATRIアンプは、ホーンとの相性が良いと言われてますので、
無帰還アンプでも良い音が聞けるかもしれませんね。
しかし、作るのが大変なので、手放しでお勧めはできませんです。

自然な音ですか。
確かに、何かの声が、一番なじみのある音で聞き分け易そうですね。
ボーカルもののライブ録音とかでも、良いのかな?
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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