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真理? オカルト?  怪奇的オーディオ世界

自作オーディオにどっぷり浸かって、日々を過ごしていると、
非自作派の、(いわゆる“普通”の)オーディオユーザーとは、
「良い音」に対する考え方や方法論が、ずいぶんと違うよなあ、と感じることがしばし。

今日は普段の製作記事から離れて、そんな話を書いてみようかと。



まず、以下、いろいろウンタラカンタラ、と書いていく上では、、、

良い音=生に近い自然な音

ということを前提にします。

まあオーディオなんて、音の基準は人それぞれ。
ユーザー個々に好みの音は違うわけでして、良い音というのは、千差万別で良いですよね。
迫力ある重低音が欲しい、とか、まろやかで聴き疲れのしない音が良いんだ、とか、
分厚くてホットな音が最高、とかね。
カニのリアルな知り合いの方は、こういった方が、大半です。
また、市場の製品でも、こういった音作りを特徴とするメーカーが、多いですよね。

しかし、それだと、良い音というものを語る際に、基準が無いわけでして。。。
唯一基準となり得るのは、やはり、生の音に近いかどうか、という観点でしょうか。
そして、カニの個人的感性で言うと、
生の音に近くなればなるほど、音楽のニュアンスが聞き取り易く、より感動できるようになります。

カニのblogの中では、
ピュアオーディオ = 生に近い自然な音を、良い音だと捉え、それを追求するオーディオ
と、解釈することにします。


さて、まずはピュアオーディオの最もオカルトな
・ケーブルや部品で音は変わるのか?
・デジタル信号を扱う機器でも、ケーブルや部品で音が変わるのか?
・エージングで音が変わるのか?
という話題。

答えは簡単。「変わります!」
辛辣なことを書いてしまいますが、
電源ケーブルやスピーカーケーブルを交換して、本気で比較しても音の違いが聞き分けられない場合、
それは、再生システムが生の音からかけ離れた鈍い音しか出さないために、
差が分からないのではないかと思います。

まあ、それなりにオーディオをやっている人からすると、当たり前な話なのですが、、、
これらをオカルトやプラシーボと称して認めない人って、結構いますよね。
(特に、プラシーボ効果は、音の変化との切り分けが難しい問題で、この議論をややこしくしますよねえ。。。)
もちろんその考えは理解できます。
電気的特性に大差が無いのに、なぜ音が変わるのか??
なぜ音が変わるのか、その明確な理由は、誰も知らないんですよねえ。。。

なんとなく、自作派の共通の認識としては
「ケーブルや部品の振動モードの違いが、音に影響するのでは?」
ということでしょうか?
カニもそう思ってます。
が、測定データとして論理的かつ定量的に説明されている文献を、見たことがありません。

例えばFidelixさんがこんな話をされていたり、AIT LABOさんがこんな考察をされていたり(部品による音質差とは少し違いますが)、
お二人とも、-100dB以下の微小レベルの歪みが音に関係している、と言われています。

まあ、
そうか、と納得できるような、-100dB以下の差がホントに人間の耳に聞き分けられているの?というような、
カニの場合は半信半疑な感じです。
昔、WaveGeneを使って正弦波に微小な高次高調波を付加して、何dBまで聞き分けることができるかを試してみたことがありましたが、
カニにはせいぜい、-70dB(0.0数%)が限界でした。

まあ、細かい理屈はよく分からないですけれど^^;
ともかく、良い音を得るためには部品の質が大変重要です。


さて、以上のような話を踏まえた上で、、、
オーディオの音は、6割がスピーカーで、2割がアンプで、2割がDACとその上流で決まる。
乱暴な割り振りですけど、自作派の皆さんはそんな感覚じゃあないでしょうか?

まあ、まずはじめにスピーカーありき、ですね。
オーディオシステムの中で、歪み率とか周波数応答・動的応答とかを最も悪化させてしまう部分ですから!
カニも早く、メインスピーカーのクオリティを上げなくちゃ。。。

そして、アンプやDACの音は、4割が電源で、3割が回路で、残りの3割が部品で決まる。
これまた乱暴ですが、それぞれの寄与度はこんなもんでしょう。

電源、重要ですね。
アンプの外の、電源のコンセント・アイソレーショントランスや電源ケーブルに始まり、
アンプの中では、トランス、平滑コンやレギュレータ回路など。。。
カニの場合、一年ほど前までは、世間の評判を信じて、出川式電源や無帰還電源などを多用していましたが
今では、オーソドックスなトランス平滑+二次側にデュアル安井式フィルター+帰還電源などの構成で、
更にコンデンサやダイオードなどの部品のクオリティにも、気を配るようになりました。

デジタル機器の電源も、結構大事なんですよね。
例えばメモリーバッファーDDCの電源なんかが、昔は無帰還電源だったのですが、
これを良質な帰還電源に改良することで、音がその上流の機器の質に左右されにくくなりました。
また、SDTrans384なんかは、電源に対してアナログ機器的な影響を受けるようで、電源の種類や質で、コロコロ音が変わります。

回路ももちろん重要。
しかし、これは特性のみを追いかけても、良い音に繋がるとは限らないことを、最近、痛感しています。
良い音を実現するためにはいろんな要素が関わってくるんでしょうが、特にカニが重要だと思うのは
・SN
・帰還アンプの場合、オープンループ周波数応答の伸びと平坦さ
・回路の単純性
です。

特にあまり論じられない気がするのが、回路の単純性、です。
似たような回路構成なら、多少電気的特性が悪くとも、
信号パスに部品数が少ないアンプのほうが、良い音がします。

この意味で、カニはプリアンプというものを信用していません。
余計な回路が入るので、音の純度が下がってしまうように思います。

また、最近の話で言うと、、、
今、作成中のM.C.O.M(ウィルソン型カレントミラー)と、そのプロトタイプ(ワイドラー型カレントミラー)を聴き比べてみました。
特性的には、M.C.O.Mのほうが歪み率や耐電源変動性などに優れているはずなのですが、、、
う~ん。
プロトタイプのほうが、かなり、良いです。
音の純度が高くてサックスの音がよくBlowします。
音の純度って、なかなか伝わらないと思いますけど、、、
全域でより曇りが無くて明瞭度が高い感じですね。
この件は別途、記事にしなければ、、、

これは、M.C.O.MのほうがTR数が多い(回路の単純性が低い)ためか、TRの品種が違う(部品の質)ためか、
そのどちらかでしょう。


・・・とまあ、
このあたりのツボをよく押さえてくれて、安価で良質な機器を提供してくれるメーカーさんがいれば、
カニも自作しなくて済むんですが^^;
なかなか、そう上手い話は無いようで。。。
自作漬けの日々は、当分続きますねえ。


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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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