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エミッタ抵抗レス 終段無帰還アンプの制作(10)

アンプ基板の動作確認は、今回で無事終了です。
いや~長かった。。。

そして、M.C.O.Mの音の比較
"無帰還"VS"帰還"
を、行いました。
カニの好みは、というと。。。



今日はまず、+23Vの発振の原因を確認してみました。

といっても、犯人には心当たりがあります。
回路図中のC145が、どうも怪しい。。。
C145=0.1uF/R127=0.22ΩからなるLPFが、電源動作を不安定にしているんではないかと思います。

試しにC145の容量を減らします。
恐らく0.01uF程度にすれば問題無いと思います。余裕を見て、3300pFに交換しました。
(画像の赤丸部です)
RLess1001.jpg


すると、、、ビンゴ!発振は解消。
これで、電源には位相補償Cが全く必要なくなりました。
最終回路図では、C145は3300pFに変更しておきましょう。


さあ、お次は、M.C.O.Mを帰還タイプで使用してみます。
アンプをもう一台、作ります。
・・・しか~し、気が重いんですよね。。。
前回、M.C.O.Mを壊してしまったので、帰還タイプ用に作り直さなくちゃ。。。

M.C.O.Mは小さい部品が多くて、作るの大変です!
ヒーヒー言いながら、半日仕事で組み上げました。

で、無帰還アンプを帰還タイプで使う場合は、こんな感じにCRを実装します。
RLess1002.jpg

回路図中のR2/R6/C1/C2は未実装。それ以外を実装します。
(オペアンプにTHS4631を使う場合、電圧増幅段の電源電圧を±18V⇒±15Vに変更した上で、R6/C2を追加します)
なお、DAC9018Dを電流出力に改造してあるので、R1を1kΩに変更してI/V変換させてあげます。
R1は将来的にはアッテネータに置き換える予定です。

入力の配線も、無帰還タイプと異なります。
Signal_INとGND_INにつないであげます。

あとは、電源の配線を済ませて、
バグを修正して(Q3のGS入れ替え、C1パターンカット)。。。
完成~~。
電源ONで、無事、動作です。ホッ。。。
RLess1003.jpg


今回、M.C.O.Mを電流帰還型のオペアンプとして動作させています。
zobel無し、C1無しで、発振は無い模様。
これまた、ホッ。。。

R19の調整によって終段のアイドル電流を400mA弱に設定します。
そして、毎度お楽しみの、試聴ターイム!
前回作ったM.C.O.M無帰還タイプとの、比較です!

・・・むむむ・・・?
似た音だけど、雰囲気が、少し違う・・・?

帰還タイプのほうが、高域の鳴りがわずかに鋭くて、かつ、中域が太い感じ。
そしてやや、平面的か・・・?

かたや、無帰還は繊細で弱弱しいけども
奥行き表現が秀逸で、実在感が強いです。

・・・うーむ。カニの好みとしては、無帰還タイプですねー。
しかし、この差は、使用している抵抗の差かもしれません。
無帰還タイプ:信号ラインはオールOHMITE無誘導巻線
帰還タイプ:入力I/V抵抗:SMM、NFB抵抗:VAR、それ以外の信号ラインはOHMITE無誘導巻線
巻線抵抗は音に奥行きが出ますからねえ。
さらに、帰還タイプは、エージングが数時間の状態で不利な条件だったりします。
抵抗とエージングの条件を揃えると、実はほとんど同じ音だったりして、、、

ともあれ、カニはM.C.O.Mを無帰還タイプで使うことに、しようかな?

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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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