スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

SATRI式オペアンプを試す(1)

少し前に書いたこの記事の続きです。
SATRI回路チックなオペアンプを作ってみました。

今まで聴いたことが無いような音が出ています。
しかしいくつか問題もあり、、、



まずは前回の回路の状態で、音をよく聞き込んでみました。

最初にオーケストラものをチョイ聴きしたんですが、
THS4631よりも定位や分解能が優れているように聞こえました。
んん!?
THS4631以上の定位なんて、あり得るのか??
って、正直、ビックリ。

しかし、、、
よくよくいろんなソースを聴いてみると、
なんか音が異様に腰高です。完全に逆ピラミッドな音。
中低域の分解能はTHS4631に負け、高域だけが突出して、荒っぽく出ている感じ。
音の色彩感も低めです。

定位と分解能だけが凄いオペアンプ。
なんじゃこりゃー?
前回の記事、誇大広告をしちゃいました。
すみませんm(_ _)m

で、このままだとちょっと使いものになりません。
どうしようか、しばし考えてしまいました。。。
定位が凄い、というのは、普通の回路では得られないですよね。
この回路、このままじゃダメですが、可能性は秘めていそうです。


音が腰高ねえ。。。
SATRIの場合、バイアス回路を高精度化すると、低域が出るようになるみたいです。
なので、V5.2相当の回路を試しに追加しました。

これはかなり効きます。
高域の荒っぽさが減り、中低域の分解能が上がって、全域で質感が統一されました。
腰高感は、解消とはいきませんが、3割減、な感じ。
静けさも増した気がします。

へえ~。やっぱりV5.2は効くんですね。
JFET一発の定電流回路だと、高域が荒い。。。
これ、大事な話かもしれません。
カニ式電源なんかにJFETの定電流回路を使ってますが、実は改善の余地があるのかも?
これは別記事で取り上げてみましょう。

しかし腰高感がまだ解消しません。
音もなんか硬め。
困った、、、帯域バランスを改良するような回路なんて、思いつきません。。。

どうすべきかは分からないんですが、とりあえずバッファ回路が簡素な形なので
そこにメスを入れることにしました。

この改良はねえ、凄いんです。
何が凄いって、見た目が凄くなります。

いいですか?驚かないで下さいよ?



↓こんな感じですっ
SATRI_OPA_101.jpg

なんだこのTRの塊はっっっ!!!
数えてみると、TRが、、、
合計35石!!!
うええ。ストックしていたTRが、あっという間に底をつきそう。。。

バッファの改良ですが、JFETバッファでも十分良さそうなんですが
せっかくなので、SATRIチックなバッファとしてみました。

で、音は、、、
歪み感が減って、音が自然にほぐれてくれた感じ。
分解能も定位も更にキレてくれました!
良い方向の変化ですね。
やっぱりSATRIのカレントミラーは、音が良いんだ。

しかし腰高感は、解消しません。。。
音がかなり硬い感じも残っており、、、
ううむ。。。

もしかしたら、SATRI回路も色付けを持っているのかもしれませんね。
電流伝送基板の一件で、SATRI回路とTHS4631を比べた時の感想を引用します。

「例えばTHS4631使用の電圧出力基板と比べると、
THS4631のほうが色彩感・滑らかさ・柔らかさ・気持ち良さというものを感じます。
分解能も良いです。
これに対して電流伝送基板は、あっさりした音に聞こえます。
その代わりに質感が良い。色付けが少ないんです。
音のクオリティは互角で、正直、甲乙付けがたい、といった感じ。」

このオペアンプは、電流伝送基板で感じた印象が、すごく強くなったような音です。
THS4631と比べると、色彩感に乏しく、硬くて腰高。
その代わりに定位と分解能が高いので、実在感が物凄いです。


ちなみにLH0032や藤原さんの電流帰還A6アンプとも比べてみましたが、
やっぱり、THS4631とSATRIオペアンプがずば抜けていますね。


音質的にはまだ改良しなきゃ、話になりません。
あと、実使用上の問題として、数10MHz帯で微小発振しているのと、
オフセットが大きい(数十mVはある感じ)ということもあります。
しかし、行き詰まり中です。。。
この状態から、どうしていくべきか。。。


バッファだけSATRIチックな回路にして、
入力段はもっと別な回路にすると、腰高感が無くなるのかな・・・?
次はそのあたりを試してみますか。
この話、長期的に検討を続ける必要がありそうです。


スポンサーサイト

0032と4631

どうもこんばんは。

SATRIオペアンプ、だんだん構成が複雑になってきましたね。

こちらはDACのICが届き無事修理できました。

改めて0032と4631を差動合成で差し替えて比較してみましたが・・・・

結果は同じでした。

まずは4631を追加発注して到着待ち、と行きたかったのですが売り切れでした。

一応発注は入れましたが・・・

Re: 0032と4631

軍曹さんどうもです。

DAC、復活おめでとうございます!!
壊れている間は気が気じゃないですよね。



> 改めて0032と4631を差動合成で差し替えて比較してみましたが・・・・
>
> 結果は同じでした。
でしょう?
4631の音の良さ、反則的ですよね?モノシリックICの音とは思えないです。ホントに。

ただ、わずかに色付けがあるのも気になるっちゃ気になるので、より良いオペアンプを探し中だったりします。
徳川埋蔵金を掘り当てるような気持ちがしてますけれど(笑)
Secret

プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

検索フォーム

最新記事

リンク

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。