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DAC9018Dによる電流伝送化計画(3)

SATRIチックな電流伝送回路の搭載計画。
発注していたPCBが届きました。


ああ、MAS6116やら終段無帰還アンプやら、他にも手がけているプロジェクトがあるんですが。。。
ホントは早くそれらを頒布まで漕ぎ着けなくちゃいけないんですが。。。
この基板は組み立てが面白そうだったので、ワクワク気分が抑えられず^^;
他のプロジェクトから浮気して、サクッと組み立ててしまいました。



今回の基板サイズは、120mm×81mm。
カニ式電源と同じサイズです。
CCUnit_304.jpg
SATRIアンプの基板の色とお揃いの、黒レジスト黄色シルクにしてみました。
箔厚も140um(サブ基板は70um)と、豪華仕様です。

今回の目玉は、SATRI-ICとコンパチで設計したサブ基板かな?
こいつを早く作ってみたくて、ウズウズしちゃいます。


では早速、組み立て開始!
まずはICのソケットをはんだ付けします。
しかしこれがいきなりの難関。
ソケットが14ピンあり、それぞれのピンを正確に垂直を維持しつつはんだ付けするのは、ほぼ不可能。
なので、下の画像のように、
CCUnit_301.jpg
サブ基板とメイン基板を互いにジグとして使い、四隅のピンをはんだ付け。
その後、四隅以外のピンを一つずつはんだ付けしていきました。

あ、ピンのはんだ付けよりも前に、
サブ基板の、ピンより内側のTRをはんだ付けしたほうが良いかな?
カニはピンを先に付けちゃって、そうすると、それが内側のTRのはんだ付けの時に邪魔で、少し苦労しました。
ピンより内側のTR⇒ピン⇒ピンより外側のTR
という順で付けていくのが、最も楽だと思います。

さて、そのようにしてTRと抵抗を付けて、サブ基板をエイヤッと完成させたのがこの状態。
CCUnit_303.jpg
抵抗(100Ω)は、できれば0.1~0.5%精度のものが望ましいです。
今回は、1%のビシェイSMMを使ってしまいました。この抵抗はメルフ型ですが、基板はスルーホールとなっているので普通のリード抵抗が使えます。

一つのユニットにTRが16個と抵抗が8個。
これを四つ作るのは、結構手間がかかります。。。
しかも、TRには選別が必要です。
回路図上で、カレントミラーを構成するTRグループ(Q1~Q4、Q5~Q8、Q9・Q10・Q13・Q14、Q11・Q12・Q15・Q16)は、
それぞれhFEが揃っている必要があります。
特にQ11・Q12・Q15・Q16の四つは、PNPとNPNの双方でhFEが揃わないと、歪み率が悪化します。
必ず選別して下さい。
これは簡易回路(ワイドラー型カレントミラー)であるが故の欠点です。

とりあえずカニは、それぞれのグループのhFEを±10以内で選別しました。
使用TRは2SA1015/2SC1815のローノイズ版。
他のTRを使用する場合、カレントミラーとしての特性に優れたもの(Vce=0.6~15Vの間でIcの変化が少ないもの)が良いと思います。
例えば2SA970/2SC2240とかは良さそう、2SA992/2SC1845はダメそうです。

TRを選別しつつ、これを四セット作るのはホントに大変!
TRは多めにストックしといたほうが良いですね。

あと、それぞれのTRグループは熱結合して下さい。
(カニは適当な結合で済ませちゃいましたが)


次はメイン基板側の作成です。
こちらは部品点数がそれほど多くなく、楽勝です。
CCUnit_306.jpg
載っているSATRI-ICは、V4.3(右側)とSP(左側)です。音はどの位ちがうのかな?

バイアス回路部分では、LRそれぞれでCRD(3.5mA)を四つとツェナー(5V)二つ、それからTRを四つ使用します。
CCUnit_302.jpg
CRDは、音質上の理由から2SK117による定電流回路に置き換えてしまいました。
ツェナーには、若松で買った日立のローノイズタイプを使ってみました。

使用する抵抗はとても重要で、一つ一つが音に効きそうです。
ここもまた、オールSMMとしてみました。
リードタイプの抵抗だったら、REYかLMFQを選択するかな~。更に、オール箔だったら最高ですね。

回路図上のC11~C16は発振防止のコンデンサです。
最新のSATRI-IC(EXとUL)の場合、これが無いと数百MHz!!で発振するそうです。
今回は最新のICは使わないのと、C13~C16は音に影響がありそうだと思ったので、C11・C12のみ取り付けました。


さ~て、これで、メイン基板、サブ基板ともに完成!
基板を合体してみましょう!
ガッキ~ン!!
CCUnit_307.jpg
おおお・・・かな~り、格好良い!

今現在、ニヤニヤしながら基板を眺めてます^^
なんだか、音を聞く前に大満足(笑)なので、今日はここまで。
次回は動作確認と、音出しまで、やっちゃいたいな~。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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