スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

AC電源を改良してみる(1)

この記事からのスピンオフ企画。
「AC電源でバッテリー並みの見通しの良さを出したいな」
という話です。

まずはAC電源とバッテリー電源の違いをオシロで確認してみました。

※7/18 AC電源のノイズについて追記



電池とAC電源の違いとして、カニがまず気になっているのは、
出力抵抗とSNです。

このあたりを、簡単にオシロで確認してみました。

BATT_001.gif
これは、電池電源において、負荷電流を100mA⇒200mAにステップで変化させた時の応答波形です。
電池は前回と同じ、ニッケル水素蓄電池(単三×4)です。
電圧降下が約70mVなので、電池の出力抵抗は約0.7Ωですね。
ちょっとオーバーシュートしてますね。L成分があるんでしょう。
ふ~ん。まあこんなものかな?


次は、カニ式電源の応答波形です。(100mA⇒200mAステップ)
NFB_001.gif
ほとんど電圧降下もなく、綺麗なもんではないでしょうか?

ただし、何回か測定を繰り返しているとこんな波形になるときも。。。
NFB_002.gif
オーバーシュートがありますね。なんでかな?


ついでにLED無帰還電源の波形も見てみました。(100mA⇒200mAステップ)
NonNFB_001.gif
こちらは何回やっても、オーバーシュート無く、こんな波形。
出力抵抗は、0.4Ω弱かな?予想していたよりもずいぶん小さいです。
波形がLPF特性でダラ下がりしているのは、出力にコンデンサがいるためです。
OSコンの6V/1500uFが付いています。


あ、電池式でも、出力にコンデンサを付けて測定したほうが良いかな?
SDTransに接続すると、SDTrans側に大容量コンデンサが付いてますからね。
電池に6V/1500uFを繋いで、あらためて測定してみると、こんな感じ。
BATT_004.gif
無帰還電源とほとんど同じ応答ですね。


ちなみに無帰還電源は、カニ式電源を改造して作りました。
NonNFB_004.jpg
Q2、R3、R4を未実装として、Q2にジャンパーを飛ばすと、無帰還化できます。
電力増幅段が二段のタイプですね。


過渡応答に特に意外なところはありませんでした。
次、SNの確認をしてみます。

今までの波形(20mVレンジ)では、どの電源にもノイズの有意差が無いように見えました。
プローブを替えて、測定レンジを1/10にしてみると、、、

まずは電池式。
BATT_003.gif
(表示は20mV/DIVですが、実際には2mV/DIVとなっています。)

こちらは無帰還電源
NonNFB_003.gif

最後に帰還電源
NFB_003.gif

ありゃあ、、、一目瞭然。
AC電源はノイズが多いんですね。。。
LED式って、割とローノイズな電源だと思うんですが、それでも電池に比べるとノイズが多い。

※7/18追記
ちょっと嘘が混じってるかも。。。
AC電源のGND電位をオシロで見ると、こんな波形になりました。
GND_001.gif
GND電位でノイズが無いはずなのに、ノイズが見える。。。
ノイズのように見えるものの大半は、オシロの測定の問題かもしれません。

でも同様のことを電池でやってもノイズは見えないので、やはりAC電源のほうがノイジーな気はしますが・・・?

例えばオシロの電源とAC電源のGND同士を接続すると、オシロ上のノイズが減ったりもするんですが、、、
もしかしたら、アースをきちんと取ったAC電源なら、見通しの良い音がするのかも。。。

とにかくカニの貧弱なオシロ、貧弱なアーシング環境では、結論が出なさそう。。。混乱させてしまい申し訳ありませんm(_ _)m



その後、オシロでAC電源のノイズ源を探ってみたのですが
基準電源部(LED)が3割、電力増幅段(出力TR)が7割、といった感じでした。
LEDをローノイズツェナーに変えたりもしてみましたが、効果無し。

電力増幅段もローノイズにしたいんですが、対策のしようが無いですよねえ。。。
今は一段目に2SC1815(L)、二段目に2SK2013が付いてますが、二段目に使える中電力のローノイズトランジスタって、あるんだろうか。。。

やっぱりノイズの大小が、見通しの良さを左右するのかなあ。。。
だとすると、あんまり打つ手無し、って感じ。。。


まだ、ノイズのせいだと断定できたわけではないので、いくつか対策は考えたんですよ。
NonNFB_005.jpg
これ、何種類かのことを試せる実験基板です。
とにもかくにも、対策した音をいろいろ聴いてみるしかないな。


あう。記事が大分長くなっちゃった。。。
今日はいったんここまでにします。
次回、試したことを報告しますね。
キーワードは二つ。
「二段レギュレータ」
「超高速プッシュプルレギュレータ」
フフフ、、、どちらも、面白い効果がありましたよ。
それと、あともう一つぐらいはネタを用意しておこうかな。
スポンサーサイト
Secret

プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

カテゴリ

月別アーカイブ

最新コメント

検索フォーム

最新記事

リンク

カウンター

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。