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コンデンサの音(4)

今日も今日とて元気にコン活(コンデンサ捜索活動)!

今回の被験者は、サンヨー(SUNCON)AX、ニチコンKG(Type3)、日ケミKZEです。
(まあコンデンサぐらいなら、画像は要らないかな?)

ついでにテフロンコン、タンタルコンもちょいと試してみました。

そして余興に「生OSコン VS 焼きOSコン」なる対決をしてみたり。。。



まずは電解コン(三種)の音の比較です。
前回と同じ方法での評価ですが、
今回からは主にエルナーRFOを基準とした音の変化を書いていきます。
コンデンサのエージング時間は80~100時間程度です。

①サンヨー(SUNCON)AX 25V/3900uF
これはSATRIアンプに使われているコンデンサです。試聴屋さん経由で購入。

中高域に癖が無い、自然な音です。これはニチコンPYより自然かも。
ギターや、特にボーカルの声が自然で、かつ一体感があります。
かたや、RFOなどの他のコンデンサは、なんだかボーカルの声が滲んだように聴こえます。
んん?なんでこんなふうに聴こえるんでしょう?
このコンデンサ、いいかも。

ただし分解能は今ひとつで、PYよりわずかに上なぐらい。RFOに比べると、かなり下です。
低域も少々ダルで、あまり魅力は無し。

ん~。。。いいところも悪いところもあって、評価しにくいコンデンサです。
このコンデンサの中域の出方を維持しつつ高域と低域がRFO並みに良いものがあると、最高なんですが。。。

②ニチコンKG(TYPE3)35V/4700uF
これは秋葉原の三栄電波さんで買ったんだっけな?
かなり前に買って、一度、この記事でフィルムコンとの比較をしたことがあります。
結果はビミョ~だったんですが、電解コン同士では比較したことがなかったので、今回参戦してもらいました。

KWの高域、低域を劇的に改善したような音です。
エルナーRFOとかなり違う鳴り方ですがハイレベルで、正直、どちらが良いかわかりません。
高域は控えめで軽やかに鳴ります。各楽器の質感はRFOより良いかも。
RFOは高域にわずかに芯のような癖があり、少々、端正に聞こえるんですよね。
KGの分解能はまあまあ(KW以上RFO未満)だけれど控えめで軽いため、RFOよりもかなりヌルく聞こえます。
中域の充実感、色彩感は、RFOより上。かたやRFOのほうが脚色が少なく忠実な感じ。
低域は、KGはもったりしていて少々興ざめします。このもったり感、ニチコンの特徴なのかな?
帯域バランスは、RFOよりハイが落ち着いた、弱カマボコですね。
あと、なぜかKGは音が平面的に聞こえます。RFOのほうが立体感がある。(今のところの立体感最高は、日ケミLXJかな?)

・・・と、つらつら書きましたが、
全体的な質感や、高域が落ち着いた音なのが好ましいコンデンサです。
例えばオールRFOで決めてしまうと、かなり音がキツいかも。KGを適度に混ぜたくなる感じ。
しかしオールKGにすると、もったりヌルい音になりすぎると思います。

あと、今はDACのコンデンサで比較してますが、アンプ側のコンデンサとのバランスも取らなきゃいけないと思うし。
いろいろ考えると・・・コンデンサを決めるのって、む、難しい・・・!!

とりあえず今のところ、
アナログ±15V:RFO
アナログ3.3V:KG
デジタル3.3V:LXJ
にしたい感じです。

③日ケミ KZE 25V/1000uF ×2個(2000uF)
このコンデンサも、この記事で一度評価していたんですが、異種族対決でした。
今回あらためて、同族対決で評価。

明瞭感がある、ややドンシャリの音です。
高域の量は多いんですが上ずり気味の軽い音。なんか魅力を感じません。。。
あと、音場が拡散気味ですね。
中低域も癖は無いんですが今ひとつ、といったところ。


電解コンの音の評価は、今日はここまで。
次です。
ひとまず電解コンをRFOに固定して、パラレルに異種族のコンデンサを繋いでみました。


④ロシア製テフロンコンデンサ FT-2 200V/0.1uF
これは某クションで入手したものです。
simonさんがテフロンコンをお勧めされていたので、ずいぶん前に買ってありました。

しかし図体がでかすぎます。。。19φ×52mmって、、、たかが0.1uFなのに、、、
DAC9018Dにはとても収まりそうにないサイズなので、今まで音を聴いてませんでしたが、、、

これは音がかなり変わります。たかが0.1uFなのに!
全体的にまろやかで柔らかくなります。
RFOの、高域に芯がある鳴り方は人によってはキツく感じるかもしれませんが、そこにこのFT-2をパラると、キツさが完全に解消します。

分解能は少し落ちるようにも聴こえます。まろやかになったせいでそう聞こえるのかも。
まあ、もう少しエージングが必要なのかもしれません。

ためしにサンヨーAXとのパラをやってみましたが、これは今イチでした。効果が薄い感じ。。。
テフロンコンは解像度の高いコンデンサと組み合わせると効果が高いのかもしれません。

ん~。。RFOを使う時は、隠し味にこれも使いたいですが、、、デカすぎるよ~。。。


⑤スプラグ ソリッドタンタル 152D 50V/33uF
ギャレットオーディオさんにて購入。
こういうビンテージものって、なんかあまり使う気になれなかったんですが、
simonさんがタンタルコンをお勧めだったので、試しに買ってみました。
でも、こういう品種で良かったのかな?

これは繊細かつ金属質な音がします。これのパラ状態に比べると、非パラ状態のRFOの高域さえ、軽い音に感じます。
分解能はわずかに上がるかな?
でも、RFOとの組み合わせだと、あんまり魅力が無いな~。。。

試しにニチコンKGとのパラで聴いてみると、、、
あ、これは良いかも。
KGの軽くてもったりした印象が、うまく和らぎます。
AXとのパラも、分解能が改善されて、いい感じでした。

これはちょっとした仕上げの調味料ですね。
持っておいて損はなさそう。


う~む。。。
コン活二回目にして、コンデンサの魔境に入り込んだ感じ。。。
どのコンデンサが良いのか、だんだんよく分からなくなってきました。。。
自然な音を出しているのって、どのコンデンサ??

どのコンデンサも多少の癖を持っているように聴こえるので、
オール○○とかは避けて、いろいろな品種を混ぜて使ったほうが、無難な気がします。


さて、今日は最後に生OSコンの話。
aizzakさんから「生OSコンの音が良いですよ」という情報をいただいたので、試してみました。

生OSコンって何だって?
はんだで熱を加えていないOSコンのことです^^
今回は、電源基板にOSコンを直接はんだづけせず、代わりにソケットをはんだづけして、そこにOSコンを挿してみました。これが生OSコンの状態。
エージング時間は100時間程度。

で、ニチコンKGに対してパラに生OSコン(SEPC 16V/330uF)を付けて、音を聴いてみました。
わずかに高域に密度感が増しますが、ほとんど変わりませんね。
この基板、既に同品種・同容量のOSコンがはんだ付けされているので、あまり音が変わらないんだと思います。

さて、では、この生OSコンをはんだで焼いて、焼きOSコンにします!
OSの±の両側根元に、はんだごてを二秒間、当ててみました。
すると、、、
高域が少し乾いた、砂っぽいサリサリした音に変わりました。
あ~なんか聞き覚えのある音な気が、、、DAC9018Dの火入れ直後にこんな音がしていたような。。。
あれは焼きOSコンの音だったのかもしれませんね!

まあ、容量が少ないこともあるのか、変化はそれほど大きくはありません。
(電解コンの品種差ほどの変化はありません)
また、この電源基板には既に焼きOSコン(エージング200時間程度)が付いていて、生OSコンをパラっても音の変化がわずかなことを考えると、
焼きOSコンはエージングで生OSコンの音に戻っていくのかもしれませんね。

今回、せっかく焼きOSコンを作ったので、こいつも100時間ぐらいエージングして、生OSコンに近づくのか、きちんと確認してみましょうか。
これは次回までの宿題、ということで。


ん~、、、オーディオマニアから、だんだんコンデンサフェチな内容になってきました。。。
こんなことしている自分がキライです^^;
でもまだまだこの調子で続きます!^^;
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コン活

お見合いばかりして理想の相手ってなかなかみつからないですよね。

私も一度は積セラが理想だと思って結コンしましたが、いろいろ欠点が見つかり離婚ののちずっとコン活中です。

Re: コン活

ナハハ 結コンに離コンですか。

私達の理想像が高すぎるのかもしれませんねえ。
ほどほどで妥協して、再コンしたほうが良いのかも、ですね^^

Re: コン活

軍曹さん、カニさん

うまい!!
コンデンサは悩ましいですよね。電解は昔から茶電解か緑の電解で妥協、というか、他はぬるい感じがしちゃって浮気できない。で、必ず、なんかパラッちゃいます。ECHUとかそのお仲間のECWUもいいですよ。ECWUの1uF250Vをエポキシ基板で挟んで絹糸で簀巻きにしたのを作成したので、これから試そうかなとしています。
 ハーメチックシールタンタルは何年たってもドライアップしないし、本来がミリタリーなんかでしか使用されないんでエージングさえきちんとすれば金属臭さは薄れ、えらく生々しい音になると思います。
 OSコンは、私の場合あんまり好みでないので、代わりにハーメチックシールタンタルなんです。故障が導通モードなんでちょっと怖いんですけどね。
 あと、ボックス型のオイルコンデンサを電解にパラって見ることをお勧めします。容量は何でもいいんですが、高域がすーっと伸びます。混変調が減る感じですね。
 コンデンサのうんちくは語ると長くなるのでこの辺で。

Re: Re: コン活

simonさん

こんばんは。
コン活歴が相当なものとお見受けするコメント、ありがとうございます(笑)

茶電解に緑電解ですか。。。これは知らないんですよね。
まあでも入手性が良くないから型番が書けないんですよね?
blogでは誰でも手に入る部品を紹介したいので、現行品の中から、もう少し粘って探してみます!

>ECWUの1uF250Vをエポキシ基板で挟んで絹糸で簀巻きにしたのを作成したので、これから試そうかなとしています。
なんか変態チックですね(笑)
ECWUは小さくて良いですよね。音質評価はしてませんが、たまに使います。

>  ハーメチックシールタンタルは何年たってもドライアップしないし、本来がミリタリーなんかでしか使用されないんでエージングさえきちんとすれば金属臭さは薄れ、えらく生々しい音になると思います。
>  OSコンは、私の場合あんまり好みでないので、代わりにハーメチックシールタンタルなんです。故障が導通モードなんでちょっと怖いんですけどね。
OSコンは音が薄めなのが、好みが分かれるところですね。
今回試したタンタルは、確かにOSコン以上な感じがありました。
ただ、おっしゃる通りショートモードがあるのであまり多用したくないというのが本音です。

>  あと、ボックス型のオイルコンデンサを電解にパラって見ることをお勧めします。容量は何でもいいんですが、高域がすーっと伸びます。混変調が減る感じですね。
ほほう。。。
やってみます!
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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