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コンデンサの音(3)

このカテゴリ、以前の記事から大分、時間が経ってしまいましたが。。。

DAC9018Dの音質改善プロジェクト!として、何回か続きそうです。

今回の被験者は左から順に、ニチコンKW、エルナーRFO、ニチコンPY、日ケミLXJ。
Con_001.jpg



そして、「音がペラペラ事件」の容疑者、ニチコンKWは…
やっぱり「クロ」でした^^;



抵抗の評価とは違い、今回のコンデンサの評価はDAC9018Dを使いました。
全て、DAC9018Dのアナログ3.3Vの一次平滑コンに使用します。
アンプは改造SATRI、スピーカーAlpair10を使っての、音の評価です。

コンデンサは各100時間程度のエージングを施しています。
一次平滑コンですが、ECHU0.1uF×2とOSコン(SEPC 16V/330uF)が並列に入っている状態で評価します。
ホントはコイツ達を除去して評価したほうが良いんでしょうが、、、まあ相対評価にはなるでしょう。

評価に使う音源は、
Cassandra Wilsonの「Find Him/New Moon Daughter」と、
Herbie Hancockの「It Ain't Necessarily So/Gershwin's World(SACD)」
です。


①ニチコンKW 16V/6800uF
ミューズシリーズの中でも、小型・大容量のタイプですね。
大容量に惹かれて、カニはちょくちょく使ってます。
今までは聴き比べをせず使ってましたが、まあ普通の音だなあ、と、漠然と思ってました。
まずはこれが基準の音です。

あらためて聴いてみると「端正」という言葉が頭に浮かびました。
・・・以前の試聴では、中域の弱さが気になりましたが、今聴くとそれほどでも無い気がします。。。
エージングのせい?それとも耳エージングってやつでしょうか?

今回、下の三つと比較した結果では、
低域がたっぷりと出て、中高域がペラペラする、ややドンシャリの音だと感じました。
これはカニの好みでは無い。。。
もうこのコンデンサは、金輪際使いません。。。

②エルナーRFO 25V/4700uF
GarrettAudioさんで取り扱いがあります。通称"ピュアキャップ"ってやつです。
KWよりも分解能が高くて、細かい音がよく出ます。
中高域が「正確」という感じ。
ただ高域は、他の電解よりも粒が小さいかわりに、わずかな芯を感じますね。ごくわずかですが。

でも一番違うのは低域かな。ストレートにカッチリ伸びてる感じ。
これと比べるとKWはだらしなく低域が出ていたんだと分かります。
量は少し減りますが、質が良いので全然気になりません。
KWと比べると弱カマボコに感じますが、たぶんこの位がフラットなんではと思います。

これは良いコンデンサですね。かなり、カニ好みです。

③ニチコンPY 35V/1000uF×2
これは軍曹さんに頂いたコンデンサです。残念ながら廃止品の模様。
他の電解コンと比べて、少し容量が少なめですがご勘弁を。

バランスは弱カマボコ型ですね。RFOよりカマボコ。
一瞬、ボリュームが下がったかと思ってしまいました。
カマボコなせいか、中域がよく聞き取れます。
シンバルの音も耳を刺しません。これはなかなか良いバランスだと思います。

DAC9018Dにカニが求めていたのは、この位のバランスかも。

しかし惜しいのは高域です。
やや粉っぽく潰れてしまい、分解能はKWよりもわずかに下ぐらい。
違うシステムでは、粉っぽさが逆に繊細に聴こえるかもしれませんが。。。

低域は、KWの量を単純に減らしたような感じ。少し緩いかなあ。。


このコンデンサ、地味と取るかナチュラルと取るか、好みが分かれそうです。


④日ケミ LXJ 16V/8200uF
秋月の激安コンデンサです。
安いので、基板の試作段階ではこれを使ってました。

低域が弱いです。高域がKWと同じ位強めの、逆ピラミッドな音かな?
でも、全体的には結構魅力があるような・・・?

高域になぜか、立体感があります。これはとても素晴らしい。
中域は厚みがあり、これまた好みです。
少々、音が強いのが気になりますが。まあこの音の強さは万人受けしそうです。

低域は量が減るんですが、弾力感があり良いですね。

音に厚みがあるせいで、一聴するとKWより分解能が低いように感じますが
実際には同じかややLXJが良い位ですね。

初めて気がつきましたが、電解コンって電源投入して数分間は音がヌルいのかな?
同じ曲を繰り返し聞いていると、音がだんだん良くなっていくように思います。

ヤバイ。。。安いけど、少なくともKWよりも好みです。
そして、DAC9018Dの電源を試作ロット⇒頒布ロットに変えた時の音の違和感も、納得しました。
試作ロットで使ってたLXJが、頒布ロットで使ったKWよりも、かなり良かったんだ!


今日、聴き比べた感じでは、
アナログ3.3V⇒LXJ
アナログ±15V⇒RFO
に交換したいなあと思いました。

まあもう少し、いろんな品種を聴き比べてからにしようかな?
フィルムコンも、少し使ってみたいし。


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PY

他との比較ではこういう評価になるんですね、すごく参考になります。
新たに25V品も入手して聴いてみましたが35Vより高域が出ている感じがします。

先日知人に何種類か電解コンを送ってPYがすごく気に入ったようですが、一緒に入れた他の品種がよほど酷かったのでしょう(実際微妙なのばかりでしたが)。
早速RFOを発注して到着待ちです。

Re: PY

軍曹さん、こんにちは~。

> 新たに25V品も入手して聴いてみましたが35Vより高域が出ている感じがします。
高耐圧品って、なんとなく音が粉っぽくなるイメージを持ってます。
仰る通りかもしれませんね。
しかし部品サーチ力が高いですね!ちょっとPYを探してみましたが、全然ヒットしませんでした。
とりあえず秋月やマルツ、千石の激安コンの中から、良いものを探す方針でいきます。


> 早速RFOを発注して到着待ちです。
行動が早い!
ついでにAMRGもお勧めしときましょ。ボーカル聴きの人は、すごくハマる抵抗ではないかと思っています。
ハズレだったらごめんなさい。
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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