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DAC9018Dによる電流伝送化計画(2)

とりあえずこのプロジェクト、基板のアートワークを完成させました。
SATRI-ICを使わない、安価な基板も作ってみましたよ。

あと、普通のアンプを使って電流受けする方法も、考えてみました。
電流伝送するには、送り出し側も受け側も両方、電流伝送専用の回路を使う必要がありますが、
自作派なら、既存のシステムを小変更すれば、お手軽に電流受けできそうです。



基板のアートワークはこんな感じです。
SATRI_MainB_001.gif
これ一枚で、ステレオ構成、電流をバランス出力します。

回路図は、前回から若干変更しました。
SATRI_MainB_000.gif
抵抗の繋ぎ方を変えたり、小容量のコンデンサを追加したりしています。
バイアス回路周辺は、すみません。黒塗りで非公開ということで。。。


それとですね、SATRI-IC×4はいくらなんでも高すぎると思いましたんで
SATRI-ICと互換性のある、こんなサブボードを描いてみました。
SATRI_SubB_001.gif

回路図は、こんな感じ。
SATRI_SubB_000.gif
どういう回路にしようか悩みました。。。
これはTRが16石。素子数が少々多いんですが、
まあ性能は、少なくとも金田式と同じ位はありそう。

このサブ基板一枚が、SATRI-IC一個と置き換え可能です。
これを四枚使えば、SATRI-IC無しで電流伝送できます。
アンバランス出力で高音質を狙うなら、SATRI-IC2枚を+出力側に使用し、-出力側にサブ基板を使えば良いですね。
(アンバランス出力でも、性能を出すには-出力側の回路を実装する必要があります。)

どうでしょうね?こんな構成なら、需要があるんじゃないでしょうか?
とりあえず少し余分に発注しようかな?


さて、電流伝送用の基板ですが
出力側はこれで良いとして、これを受けるアンプ側の回路も必要ですよね。
受け側がどのようなアンプなら良いか、いくつか考えてみると、、、


受け側の回路、その①
電流入力付きのSATRIアンプを買う(^^;)
ま、自作派の方は、この選択肢は選ばないんでしょうね。。。


その②
IVアンプを使う
絵を描くまでもないかもしれませんが、こんなアンプですね。
SATRI_801.gif
金田先生は、この方式みたい。

カニの設計では電流値を±2mA程度としています。
IVアンプのNFB抵抗が5kΩだと、出力として±10V(約7Vrms)が得られます。この値近傍が適正値でしょう。
音量調整は、DAC9018D内蔵の電子ボリュームを使うか、NFB抵抗を可変にするか、かな?

ところで、藤原さんのパワーIV基板を使えば、簡単に高音質なIVアンプが作れそうですね。
回路がLH0032タイプですので音質は間違いないです。発振に気をつけなければいけませんが。

その③
反転アンプを使う
SATRI_802.gif
これはIVアンプとほとんど同じですね。
IVアンプと違って入力抵抗が付いてますが、とりあえず動作はするはずです。
ただし、入力抵抗の抵抗値が大きいと、電流の送り出し側の回路に負荷がかかるので、まあせいぜい2kΩ以下でないとダメかな?
この抵抗値が0Ωになると、IVアンプになりますね。


その④
非反転アンプの入力に、1.5~2kΩの抵抗を繋げる。
SATRI_803.gif
電流は、入力抵抗(1.5kΩ)による抵抗I/Vで、約2Vrmsの電圧に変換されます。
ここにボリュームなどが既に付いている場合は、ボリュームと入力抵抗の合成で1.5kΩぐらいになるようにすれば良いかな?
③と同様にIV抵抗が送り出し側回路の負荷になりますが、まあ2kΩ以下ならそんなに性能低下しないでしょう。


カニの手持ちの機器だと、LH0032がちょうど反転アンプ構成なので、
この基板が出来てきたら、どんな音がするか繋いでみようかな?
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自作派

自作&改造派ですが最近のSATRIは全く買う気がしないですね。

コアとなるSATRI-ICが高すぎて飛ばすと手持ち部品ではIC買い替え以外に修理不能になりますから(泣

数十万で購入・数年ですぐ上位機種が発売・の繰り返しにも飽きたし、その一台分で買える部品、それを使って組める装置を考えると電子工作する人間としては後者の方が面白そうな気がしてしまいます。

しかしカニさんすごいペースですね。
まるで残された短い寿命を自作に費やそうとしているかの如き執念を感じます。
オーディオ自作はハンダに含まれる重金属やヒュームに加え、失敗するとものすごいストレスが溜まりますから、余計に寿命は縮むと思いますが・・・

Re: 自作派

軍曹さん、こんばんは。

やっぱり自作派はそう考えちゃいますよねえ。。。
自作派と非自作派で、コストパフォーマンスの考え方に大きな違いがあるように思いますね。

しかしSATRIの場合は、今の私の知見ではこれに勝る素子が無いんですよね。。。困ったことに。
オペアンプを使った無帰還アンプの基板が今週届いたんですが、SATRIを上回ることができるか不安で、製作に手が付きません(笑)
まあコスパから考えると相当なモノになりそうですが。

> まるで残された短い寿命を自作に費やそうとしているかの如き執念を感じます。
> オーディオ自作はハンダに含まれる重金属やヒュームに加え、失敗するとものすごいストレスが溜まりますから、余計に寿命は縮むと思いますが・・・
ナハハ。執念かけるほどの深い内容が無くて、手数ばかり多いだけで恥ずかしく思ってます。
一生使える最高のオーディオを、サクッと作ってblogを終えるつもりが、いろんなものにハマってしまい、収集がつきません(笑)
まあ、期間限定で頑張っているところもあるので、ネットの上での寿命は短いかも(笑)


ところでようやく電解コンを聞きましたよ。
頂いたやつも良かったんですが、それ以上に良いものも、探せばいくつかありそうです。
今のトレンドは、やっぱりマザボ用の低ESRなやつなのかな?
ニチコンのHZとか、軍曹さんのUSB-DACの緑色のやつとか、試してみることにします。

No title

カニさん、軍曹さん

 SATRIはよくわからないんですが、Current Mirrorでしたっけ。表面実装トランジスタを使った、ハイブリッドオペアンプと思っていたので、自作で、パーツを選んで同じようなものを作ったらもっといい音がする可能性はないのでしょうか?いずれにしても聴いたことがないので、曖昧なコメントしかできませんが。

 ヒューズに1600V0.1uFのオイルコンをミノムjシクリップでパラったらあきれて笑っちゃうほどの変化がありました。私はバロック好きなので、耳に痛い録音と酷評されるような音源が多数あります。高音域のバロックバイオリンなんかその代表例ですが、それが柔らかく聞こえてきますね。あわてて、プリとパワーアンプの電源スイッチにもオイル箱で眠っていた60年前の爺オイルにお出まし願って、パラったらこれもビンゴ。全く油断も隙もあったもんじゃねえって怒ってもしょうがない(笑)。いいネタを教えて頂きました。

Re: No title

simonさん
こんにちは~。

>自作で、パーツを選んで同じようなものを作ったらもっといい音がする可能性はないのでしょうか?
その通りなんですが、今のSATRI-ICって、シングルTRだと恐らく100~200個の規模なんですよ!
やってできなくは無いと思いますが、カニはちょっと、それを設計する気力が無いです。。。


>  ヒューズに1600V0.1uFのオイルコンをミノムシクリップでパラったらあきれて笑っちゃうほどの変化がありました。
を、早速試されましたか。好結果のようで何よりです^^
グスタフレオンハルト、昨日届きましたよ。
チェンバロの音、うちのシステムでも耳を刺しませんが、少々、線が細く聞こえますね。
simonさんのシステムは相当、ヤワヤワなんだろうな、と思いました。
ヤワヤワといっても分解能の低いノペーっとした音ではなくて、分解能と音場を併せ持った、ハイレベルな柔らかさなんだと推察します。

カニのDAC9018Dはあんまり味付けしない方向でチューニングしているのですが、
もう一台、ヤワヤワ仕様を作りたくなってきました(笑)
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プロフィール

カニ

Author:カニ
DACやアンプの自作がメインの、オーディオブログです。
自作基板の頒布も行なっています。カテゴリ「頒布」をご覧下さい。

ニアフィールドリスニングや、ポータブルオーディオにも手を染めたいんですが、いつになることやら。。。

繊細で柔らかい音
実在感のある音
を目指して、
ゆっくり、ゆっくり、潜航中。

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